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若手から参加できる社会貢献活動~小学校での会計授業~

M.Kurita
企画管理本部/人財開発室
2012年定期入社
A.Nakakohara
保険アシュアランス部
2022年4月定期入社


ドーナツショップの経営を疑似体験する会計授業


日本公認会計士協会の活動の一環として、2024年10月24日(木)に、PwC Japan監査法人の職員4名と外部の公認会計士2名で東京都港区の小学校を訪問し、ドーナツショップの経営をテーマにした会計の授業を実施しました。

授業では、児童が数人のグループに分かれ、ドーナツショップの経営者としてドーナツの値段設定や製造にかかる費用の計算を行い、ドーナツショップの利益を最大化することを目指しました。

複数のトッピングの中から、自分たちのグループのコンセプトに合わせてトッピングを選び、理想のドーナツを作りました。しかし、たくさん売るためには費用を抑えなければならないため、どのトッピングを選ぶべきか、価格はいくらにするのかについて話が盛り上がりました。

今回のワークショップを通じ、子どもたちは売上、費用、利益についての理解を深めるとともに、経営において会計の考え方が重要であることを学びました。ワークショップの後には、公認会計士や監査の仕事内容についての紹介も行いました。

参加した小学生の感想(一部抜粋)

「利益を重視して値段を高くすると売れないし、逆に値段を安くすると1つあたりの利益が少なくなってしまうので、お店で物を売るのは難しいと思いました。また、お店と銀行や株主の関係が信頼で成り立っていることを知りました」

「人の役に立つ仕事をしたいと思っているので、公認会計士という職業に興味をもちました」

「会計という仕事は、買うとき、売るとき、いろいろな場合で使われていると思いました。これから、会計の決算書にはどのようなことが記録されているかを調べたいと思います」

教育現場での会計教育の発展に貢献したい


小学生にとって普段馴染みのない「会計」をテーマに、一生懸命ワークショップに取り組む姿が強く印象に残りました。会計リテラシーは私生活においても重要な役割を果たすので、幼い頃から会計に触れ、抵抗感をなくすことはとても重要だと考えています。私自身は恥ずかしながら「会計」に初めて興味をもったのは大学時代に公認会計士試験の勉強を始めたときでした。もっと若いうちから「会計」を身近に感じることができたらよかったと後悔しているので、今後もこのような機会があれば積極的に参加し、教育現場での会計教育の発展に携わっていけたらと思っています。(Nakakohara)

会計リテラシーを若手と一緒に学生世代にも伝えていきたい


監査法人が強みを持つ会計リテラシーは、公認会計士などの専門家や企業で財務・経理に携わる人だけが必要とするものではなく、どのような仕事においても採算を考えるために不可避なものですし、仕事に限らず、住宅や教育にかかる将来のお金を考えるなど社会のさまざまな場面やライフステージで有用なものと考えています。これからも、PwC Japan監査法人の一員として、監査やアドバイザリーという本業だけでなく、社会全体の会計リテラシーの向上に熱意を持って取り組みたいと思います。PwCでは、このように本業以外にも自分の興味があることに挑戦できる環境、それを応援してもらえる環境があることが魅力だと感じています。そのような活動に興味を持ってくれる方は、年次関係なく、一緒にチャレンジしていきましょう!(Kurita)

(左:Nakakohara)PwCでは、若手メンバーでも社会に貢献できる機会を得ることができるのが魅力です。
(右:Kurita)入社後、証券会社・銀行に対する監査業務やアドバイザリー業務をする傍ら、若い世代に会計の魅力を伝えたいと思い、小学校から大学まで幅広い世代に会計を伝える教育活動やプロボノにも力を入れています。
私にとっての「Integrity」とは「約束を守る」ことです。約束の相手はクライアント、上司や同僚、役職や立場を問わず、仕事を進めていく上で目の前の相手と日々交わす約束を1つ1つ守ることを大事にしています。約束といっても業務上重要な合意だけではなく、日々の些細な会話での「それやっておきますね」も約束の一種と捉えています。クライアントから何かを任せてもらってはじめて仕事になる私たちにとって、何かを任せてもらうことの基礎は、相手や約束の大小を問わず、約束を守ることの積み重ね(=Integrityの積み重ね)にあると考えています。(M.Kurita)