新入職員&バディ対談「なんでも相談でき、気にかけてくれる先輩がいる心強さ」
PwC Japan監査法人には、新入職員が少しでも早く職場の環境に馴染み、活躍できるよう職階が上の職員がサポートする「バディ制度」があります。仕事はもちろん、プライベートも含めて気軽に相談できる年次の近い先輩が相談役となります。名古屋事務所の2組のペアがバディ制度について語ります。
プロフィール
バディは尊敬する存在でもあり、近くにいてくれて安心する存在
―まずはTanakaさん(新入職員)、Inagakiさん(バディ)でお互いの紹介をお願いします。
(Tanaka)Inagakiさんと最初に話したのは入社直後のリモートでの若手懇親会でした。その時は、受け答えがしっかりされていて、真面目そうな人だと思いました。
直接お会いして話したのは年末に開催された事務所のイヤーエンドパーティーでしたが、その時も印象は変わらず、真面目な人だと感じたのですが、最近はInagakiさんのさまざまな面が見えてきました(笑)
(Inagaki)えっ、そうなの?
(Tanaka)はい、よくチームで飲み会に行くのですが、飲み会では一番面白い人で、結構ギャップがある人だなって思います。仕事においては真面目で質問にも全て応えてくれる博識な方なんですが、飲み会では……。
(Inagaki)そんなに変わらないでしょ?(笑)
(Tanaka)いじる要素がたくさんある方で、後輩のいじりも許してくれるとても優しい人です。
(Inagaki)私のTanakaさんの第一印象は、硬派で真面目な体育会系で、自分とは違うタイプというものでした。でも実際に一緒に仕事をすると、すごく接しやすかったですね。仕事の面ではストイックでタフです。忙しい時期には自分の仕事もありながら、私の仕事もサポートしてくれて、頼れる後輩です。
(Tanaka)ありがとうございます。チームには面倒を見てくれる先輩は他にもいるのですが、やっぱり一番頼りにしているのはInagakiさんですね。Inagakiさんがバディで本当によかったです。
―では、Nakaiさん(新入職員)、Ishikawaさん(バディ)もお互いの紹介をお願いします。
(Nakai)初めのころのIshikawaさんの印象は、落ちついた大人な方だなと思いました。出身大学が同じで、親近感が湧きました。
同じチームで、近くで仕事をしているのですが、ミーティングの進捗報告やクライアントとのコミュニケーションなどでも、理路整然と報告されたり、質問されたりしているのを見て、「すごいなぁ」と思って。尊敬していますし、憧れています。
(Ishikawa)恥ずかしい(笑)
(Nakai)実際お話しさせていただくと、私の意見を尊重してくれるので、安心感があります。尊敬する先輩ですが、とても近い存在に感じます。
(Ishikawa)Nakaiさんの最初の印象は、いつもニコニコしていて明るい人、柔らかい感じの雰囲気もある方だと感じました。
実際に仕事をしてみると、自分の意見を持って話すし、自分が理解できるまでちゃんと確認しているところも見られ、とてもしっかりしていて、安心して仕事を任せられる印象を持ちました。
Nakaiさんのバディになって、今までは自分のことに集中するタイプでしたが、視野が広くなったと思います。Nakaiさんの存在に感謝しています。
常に気にかけて、サポートしてくれるバディの存在に感謝
―TanakaさんはバディのInagakiさんがいてくれて良かったと感じたエピソードはありますか。
(Tanaka)資料を依頼する為に、クライアントに初めて電話をすることになったんです。かなり緊張して、しどろもどろになってしまって……。そうしたら、隣で聞いていたInagakiさんが、伝えるべき内容をチャットで送ってくれて、それを見ながら何とか依頼内容を伝えることができました。とても助かりましたし、常に私のことを気にかけてくれているんだと感じて、嬉しかったですね。
(Inagaki)それは良かったです。なるべく近くで仕事をして、Tanakaさんのことを気にかけるようにしています。私も同じように先輩から気にかけてもらってきたので、自然とできているのかもしれません。
(Tanaka)クライアント業務以外では、年度の目標設定を行う際に、1年目のときにどんな目標を立てていたかなど参考になる話をしてくれました。目標達成に向けての進捗状況はコーチ(マネジャー以上の職階の者が担当)との面談を通じて確認していくのですが、Inagakiさんはコーチとの間に入って、自分とコーチが良い関係性を築いて面談できるようにサポートしてくれて、大変助かりました。
実務補習所での定期考査の勉強方法や課題研究レポートの参考文献などについても、アドバイスしてもらいましたし、本当にありがたいですね。
―NakaiさんもバディのIshikawaさんがいてくれて良かったと感じたエピソードはありますか。
(Nakai)私はIshikawaさんと同じチームの仕事以外に、東京のクライアントの仕事にも関与しているのですが、そちらの方で急に対応しなければならない仕事を依頼されたことがありました。初めて任される仕事で、やり方が分からない。でも急いで終わらせなければならない。そんな状況に焦りを感じていたところで、Ishikawaさんに相談してみると、「今から話せますか?」と、すぐにリモートミーティングを開始してくれて、画面を見ながら一緒に考えてくれて、無事解決することができました。同じチーム以外の件でも親身になって教えてくれるIshikawaさんがバディでいてくれて、本当に安心できます。
同じチームの業務に関しても、何から何までIshikawaさんに質問してしまっていますね。いつも丁寧に教えていただいてありがとうございます(笑)
(Ishikawa)私が1年目の時は時節柄、ほとんどがリモートワークで、姿が見えないと相談するタイミングが難しくて躊躇することもありました。Nakaiさんにはなるべくそういう苦労はしてほしくないので、定期的に困っていることがないかをチャットで連絡したり、質問しやすい環境をつくったりするようにしています。
事務所に出社する日も共有しておいて、対面でも質問できる機会を作るようにしていますね。
後輩に教えることが自分の成長にもつながる
―次はInagakiさんがバディになられて、心掛けていることや成長したことを教えてください。
(Inagaki)私も質問しやすい環境をつくることは心掛けています。Tanakaさんは事務所で仕事をしていることが多いので、私も事務所が集中しやすいというのもありますが、なるべく出社して隣で仕事していますね。
会計や監査に関する自分の経験を話すなど、単純なことではあるんですが、自分が表計算ソフトなどのパソコン操作のことが分からなくて辛い時期があって、そういうことも共有するように心掛けています。
(Tanaka)出社した時は一緒にランチしたりもさせてもらっているので、話をさせてもらう機会も多いですし、ありがたいです。
(Inagaki)Tanakaさんは納得するまで質問してきてくれるので、それに答えるために自分の理解が深まったり、もうちょっと分かりやすいように整理しようと考えたりするようになったので、自分の成長も感じます。「Tanakaさんは次にこんなことを聞いてくるのでは」と準備するようにもなりました。
―仕事以外のことも相談することもあるんですか。
(Tanaka)私が今は実家住まいなので、一人暮らしをすることについても相談に乗ってもらっています。Inagakiさんも実家を出られて、今は一人暮らしをされているので、経験談を聞かせてもらっています。
(Inagaki)あとは、「あそこのご飯屋さんはおいしいよ」とかね。
(Nakai)Ishikawaさんからは、クライアントの方とランチをご一緒させていただく時は、「みんな食べるのが速いから、早めに食べられるこのメニューにした方がいいよ」とアドバイスしてもらいました(笑)
先輩後輩の壁なく、コミュニケーションとれる雰囲気がある
―バディ以外の先輩達とコミュニケーションする機会もあるんですか。
(Tanaka)そうですね。1つ上の2年目の先輩が若手の懇親会を開いてくださって、4年目くらいまでのスタッフが集まる機会がありました。そこで自分の所属するチーム以外の先輩とも関わることができました。
(Nakai)若手の女性の先輩たちにお誘いいただいて、一緒にランチをしたことがあります。とても楽しかったです。
そこでいろんな先輩と知り合えたので、後日お会いした時に「元気にしてる?」と声をかけてもらえ、嬉しかったですね。
(Tanaka)先輩後輩の壁なく、気軽にコミュニケーションをとれる雰囲気があると思いますね。
バディはもちろん先輩達の存在は本当に心強いです。これからもお世話になります(笑)