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なぜPwC Japan有限責任監査法人に? 海外大生就活体験記(ビジネスリスクコンサルタント・RA・KCL)

S.Lee
2024年4月入社
職種:ビジネスリスクコンサルタント
出身大学:ソガン大学(韓国)、キングス・カレッジ・ロンドン(英国)
採用ルート:ロンドンキャリアフォーラム


日本・韓国・英国の3カ国で教育を受ける

2024年入社のLeeです。名前からもわかるように韓国人ですが、日本で生まれて高校を卒業するまで東京で育ちました。小学1年生から高校3年生まで東京にある韓国学校に通い、韓国の教育課程を受けてきました。大学は韓国・ソウルにあるソガン大学に進学し、コミュニケーション学を専攻しました。デジタルテクノロジーなしには私たちの生活を語れない時代に生きていることを実感し、英国のキングス・カレッジ・ロンドンではDigital Culture and Societyというコースを専攻し、修士課程を修了しました。

学部時代は大学新聞部で記者として活動し、大学の行政部や生徒会、職員など大学運営に関わるさまざまな人たちと交流することで視野を広げることができました。学報部の活動で忙しかったためサークル活動はできませんでしたが、大学院ではバンド部に入り公演を行ったり、スウェーデン、クロアチア、オランダなどを旅行したり、ロンドンの飲食店でアルバイトをしたりと、さまざまなことに挑戦しました。

新たな挑戦の一環としてロンドンキャリアフォーラムに参加し、最終的にPwC Japan有限責任監査法人に入社しました。

自分のアピールポイントを、面接官が覚えやすい「キーワード」に

私はロンドンキャリアフォーラムでしか就職活動をしていなかったので、その点に絞ってお話ししたいと思います。イベントを知ったのは1月末で、本格的な準備を始めたのは2月からでした。私が参加した2023年のキャリアフォーラムは4月に開催されたため、準備期間は2カ月程しかありませんでした。
就活を始めるにあたって、まずは自分の強みと弱みをリストアップしました。その中から面接でアピールしたい項目を絞り、それに対応するエピソードを集めて書き出しました。また、志望する会社の面接で予想される質問もまとめ、それに対応するエピソードをメモしておきました。こうすることで、質問に対してエピソードが重複しないようにしていました。

当時、学校の授業も並行して受講していたため、就活に十分な時間を割くことができませんでした。そのため、自分の弱みばかりに意識を向けるのではなく、強みをどれだけアピールできるかに注力しました。強みに限らず、自分がアピールしたい特徴を相手に印象付けるため、例えば「トライリンガル」などキーワードを使用してアピールポイントを作りました。また、そのアピールポイントが会社の求める人材像と一致しているかも重要な要素なので、アピールポイントを考える際にはその点にも気を配りました。

「守りのコンサル」は自分の価値観や信念に合致する仕事

入社の決め手は、自分の価値観と会社のビジョンが一致するかどうかでした。具体的には、自分の人生の軌跡と大きく外れず、会社のビジョンに共感できるかが重要でした。
私は大学でメディア系のコミュニケーション学を専攻し、大学新聞部で学生記者として活動していました。社会に貢献できる仕事をしたいという思いが強く、メディア業界で働くことを夢見ていました。しかし、コロナ禍で対面授業が減り、思う存分勉強できる環境ではなかったため、大学院に進学してさらに学びたいと思いました。そこで、デジタル系の授業を多く受講し、「デジタル」というコンセプトに強い関心を持つようになりました。この関心を深めるために、デジタル関連の専攻で大学院に進学し、デジタル化が社会に及ぼす影響を学びました。
こうした経緯を経て、私がビジネスリスクコンサルタント職を志望した理由は主に2つです。先述した通り「社会に貢献できる」仕事であること。それから、自分の関心領域であるIT系の仕事であることです。この職種はどちらにも該当していたので、入社を決めました。また、「守りのコンサル」という領域にも大きな魅力を感じました。守りのコンサルは、社会の最低限の道徳ラインを守る役割を果たすということで、自分の価値観や信念に合致する仕事だと感じました。

これから就活を始める皆さんへ

人間は生きている限り、必然的に選択の岐路に立たされます。毎日が選択の連続といっても過言ではありません。その中でも、就活は人生でとても重要な選択の1つです。
そこで、全てを手に入れようとするのではなく、「選択と集中」の戦略を立てることをお勧めしたいです。1度選択したら、後ろを振り向かず、その選択を「正しいもの」にするために集中することが重要です。皆さんも賢明な選択と集中で、望む結果を手に入れられるようお祈りします!

入社して感じたのは、PwCではチームベースの仕事が多く、「あの人と働きたい」と思ってもらうことが非常に重要だということです。そのため、時間を守る、相手を尊重するなど、日常的に信頼できる行動を取ることが「Integrity」だと考えました。このような誠実な姿勢を示し、同僚からの信頼を得ることで内部の信頼関係を築き、その信頼をクライアントとも共有することができます。最終的には、会社のパーパスである「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」ということにもつながると信じています。

ボストンキャリアフォーラムに今年も出展します🎉🎉
2024年11月15日(金)- 17日(日) 企業ページはこちら


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