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入社同期で語り合う、名古屋事務所でのこれまで。そして、これからのキャリア。

入社から半年が経った名古屋事務所の新入職員3名が、初めてだらけで苦労した経験や、入社後に感じたギャップなどについて語り合いました。悪戦苦闘しながら成長していく新入社員のリアルな声をお伝えします。


プロフィール

(左)星野 仁美(ほしの ひとみ)
2022年 定期採用入社
週末に旅行に行ったり、体を動かしたりしてリフレッシュすることが好き。
次の長期休暇では海外を何カ国かを周る予定。

(中)山内 絢葉(やまうち あやは)
2022年 定期採用入社
中学から管弦楽部でオーボエを吹き、今も管弦楽団に所属し、音楽を続ける。週末はお気に入りのタルト屋さんのタルトを食べるのがルーティン。

(右)井口 聖士(いぐち さとし)
2022年 定期採用入社
高校までは水泳部に所属し、大学時代にはスイミングスクールのコーチもやっていたアスリート。今は休日のスポーツ観戦が楽しみ。

1年目から幅広い業務を経験し、成長していくことができる

―入社から約半年が経ちますが、現在どんな業務を担当されていますか。

(星野)私は3社の監査業務を担当しています。上場している総合商社1社と非上場の専門商社2社です。
上場会社の監査では、残高確認手続きなどの基礎的な業務が中心です。人数が多いチームで、相談できる人も多かったので安心して業務を進められました。
非上場会社の監査では、私が担当する範囲が広くて結構大変でした。チームの人数も上場会社の監査チームに比べて少なく不安でしたが、ある程度自分で考えて結論を出すという点では良い経験でした。

(山内)同じ監査でも、上場会社と非上場会社では、チームの人数も違ったり、任される仕事も違いますよね。私も両方を担当して、そう思いました。

(星野)そうですね。それぞれ違う大変さがあるので、どちらも経験することができたことが成長につながったと思います。

ー井口さんは、これまでにどんな経験をされましたか。

(井口)私が担当しているクライアントは全国に支社があって、特に内部統制評価が大変ですね。支社ごとに少しずつルールが違って、それをまず理解しないと監査上の判断ができないので大変でした。あとは、棚卸の立会いに5回行きました。

(山内)なるほど、ルールを正確に理解するのって結構難しいですよね。棚卸は5回も行ったんですね。

(井口)棚卸は1人で行くこともあって、それはすごく不安でした。しかし、先輩から事前に説明を受けていたので、それを思い出しながらやりました。あとは、クライアントにもいろいろ聞くことで理解を深め、結果的には上手く対応できましたね。

(星野)私が初めて1人で棚卸に行ったときは、現場に着くと、ある機械がバラされた状態で置いてあって……。「これをどうすればいいの?」と戸惑いましたが、クライアントに聞いて理解しながら、1個ずつ照合していきました。あれはびっくりしましたね(笑)

ー棚卸に限らず、初めて担当する仕事についても対応力が付いてくるものですか。

(井口)そうですね。私は、「この監査手続の目的は何か?」を考えるようにしていますね。そしてそれを繰り返す。そうすると次第に気持ちに余裕が出てきます。やり切った経験があるというのは強いですね。「次は何が来てもいけるぞ」と思えます。

(山内)私は棚卸に何回か行きましたが、まだ慣れないです(笑)

入社して分かった、クライアントと一緒に成長させてもらう仕事

ー実際に監査の現場で働いてみて、入社前のイメージと違ったところはありましたか。

(山内)会計士はずっと監査六法を眺めているものだと思っていましたが、そうではなかったですね。

(井口)監査六法はすごく重要ですけど、ずっと眺めているということはないですね(笑)

(星野)クライアントと話すことはそれほど多くないのだろうというイメージがあったのですが、実際には話をしてさまざまな情報を収集し、理解しないと先に進めません。「意外と話す機会の多い仕事なんだ」って思いました。

(山内)往査先でも監査部屋にクライアントの方が入れ替わり立ち替わり入って来られて、先輩たちと話をしているのを見て、「こういう仕事なんだ」と思いましたね。

(井口)資料をもとに一方的にこちらで解決するというよりは、こちら側からクライアントに質問して、クライアントからも質問を受けるということの繰り返しですよね。それはイメージと違いました。

―クライアントとのコミュニケーションで困ったことはありましたか。

(山内)会計士試験に合格すれば会計や監査のことは全部分かると思っていたんですけど、今でも全然分からないことだらけです……。

(井口)確かに、会計の実務に関してはクライアントの方々もかなり詳しいですよね。会計基準を見て、自分も理解を深めなければと思いますよね。

(井口)監査手続に必要な資料の用意をクライアントに電話でお願いしたときに、「今までそのような資料は提出していませんでしたが、なぜ必要なんですか?」って言われて、戸惑ってしまった経験があります。
メールでの問い合わせであればマネージャーやインチャージに聞いてから返事をすればいいんですけど、電話だとその場で回答しなければならず、なんとか自分で必死で考えて納得はしていただけました。ただ、冷や汗をかきました……。
そのような出来事がある度に、監査手続の目的に関する理解が十分じゃなかったなと反省して、次につなげるようにしています。

(星野)クライアントと一緒に成長させてもらうみたいなイメージですよね。

(井口)そうですね。クライアントとのやり取りの中でいろいろ気づかされます。クライアントが分からないことの中に、私たちへの期待があって、それに応えていく必要がある。そのために知識、経験を積み重ねていく必要がある。私たちがその期待に応えたとき、クライアントの課題が解決される。そんな仕事だと思いますね。

同期は一番身近で信頼できる存在。その頑張りが刺激になる

―この同期3人が担当している業務はさまざまですが、同期がどのような経験をしているかは気になりますか。

(山内)同期の話を聞いていると、自分とは全然違う経験をしているんだなと感じますね。
前期の監査調書は、実施する監査手続の理解や、調書づくりの参考になりますが、その前期調書が無くて、一から手続を考えて調書を作ったという同期がいました。その時は大変だったそうですが、自分でやり切ったという話を聞き、「同期ながらすごい!」と刺激になりました。

(井口)自分が初めての業務でも同期に聞いたら、誰かしら1人はやったことがあるので、分からないことは同期に聞けばだいたい解決できます。やっぱり同期は一番身近で頼りになる存在ですね。
(山内)確かに。私が分からないことがあって、井口君に聞いて教えてもらったことありますよね(笑)

少し上のレベルを任せて、フォローしてくれるから成長できる

―最後に、これから、担当したいクライアントやこんなことにもチャレンジしていきたいということはありますか。

(山内)私は「なるようになれ」という考えですね(笑)。どんなクライアントにも個性がありますし、全く同じ業務はなく、そこが楽しいと思いますね。

(井口)私が監査を担当してるのは非上場会社で、監査を受けるようになって2年目の会社になります。会社の理解が深まっていくにつれて、監査手続の改善策を検討する機会も増え、その過程に面白さを感じています。一方で、監査手続が定着している歴史の長い会社にも関与してみたいです。とにかく今はいろんなチームで業務をやってみたいですね。

(星野)私が担当するクライアントはグローバルに展開している、すごく大きな会社なので、まだまだ全体像が見えていません。もっと長く深く関与して、いろいろ分かるようになれればと思います。

(山内)星野さんは旅行が好きだから、グローバルに展開しているクライアントを担当できているっていいですよね。経験を積んだら海外にもいける。

(井口)だったらうちのチームもお薦めですよ。日本全国に支店があるので。北は北海道から南は鹿児島まで行けますよ(笑)

(星野)すごく楽しそうですね。

(山内)今は完璧にできなくても、私のレベルより少し上のことを任せてくれて、フォローしてくれるのはPwC Japan監査法人のいいところだと思います。
「私もできるようにならないと」と、頑張らせてもらえる雰囲気があると思います。
努力は必要だけど、それを続けることですごく成長できると思うので、これからも頑張っていきます。

~私にとってのIntegrity~

~私にとってのIntegrity~
「正直になり、認めること」
周りに流されず正しい知識に基づいて発信する。知識が足りなければその事実を認めて能力向上に努める。それが価値を創造することにつながると思います。(井口)

~私にとってのIntegrity~
「真摯に向き合う」
チームメンバーに対しても、クライアントに対しても、真摯に向き合うことを大切にしています。(山内)

~私にとってのIntegrity~
「相手の立場に立って物事を考えること 」
正論を押し通すだけでなく、多様な意見を認め、なぜ相手がそのような考えに至ったのかを考えることが信頼関係の構築につながると思います。(星野)

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