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リモートとオフィスを組み合わせた働き方「ハイブリッドワーク」の実態

稲田 貴季(いなだ たかとき)
銀行・証券アシュアランス部 (BCM) 
2022年定期入社


自己紹介

現在、銀行・証券アシュアランス部(BCM)で、証券の監査業務を行っています。BCMは銀行や証券はもちろん、電子決済やクレジットカード、オートローンなどのクライアントを抱えており、実は多種多様なんです。また、他部門に比べるとアドバイザリー業務の比率が高いのも特徴です。

繁忙期の合間にも気軽に行けるので、熱海はお気に入りです。

ハイブリッドワークの働き方

今回は、ハイブリットワークについてお話しさせていただきます。PwC Japan監査法人では、ハイブリットワークという働き方が導入されています。ハイブリットワークとは、状況に応じてリモートワークとクライアントの訪問、所属オフィスへの出社を柔軟に組み合わせ、業務に従事するという働き方のことです。

PwC Japan監査法人では、「自分がどこで業務をするかについての自由度はかなり高いと思います。もちろん、チームや時期によって出社の頻度は異なりますが、自宅からリモートワークしている人が多いと思います。

私自身、繁忙期以外はオフィスにいることはあまりなく、基本的には自宅で仕事をすることが多いです。

ただ、リモートワークのみだとコミュニケーションがどうしても希薄になりがちです。チームメンバーのコミュニケーションを活発にするために、チームの出社日を決めて週に1〜2回の頻度でオフィスに集まって一緒に仕事をするチームが多いです。

私が担当していた3月決算の監査チームは、基本的にはリモートでコミュニケーションを取っていて、チーム内の定例ミーティングやクライアントとの定例ミーティングもオンライン会議の形式で行っていました。

「今日は大手町にいるからオフィスからミーティングに参加しよう」という日もあれば、「今日は自宅から参加しよう」という日もあり、完全に自分次第で働く場所を決めることができました。

期末の繁忙期にはコミュニケーションの頻度が高くなるので、チームメンバーとのやりとりが円滑に進むよう、マネージャーやインチャージ(現場統括者)を含めてチーム全員でオフィスに集まって一緒に仕事をすることもありました。

私は初めての3月決算ジョブだったので分からないことが多く、レビュワーのマネージャーや先輩スタッフにすぐ話しかけられる環境で仕事ができてとても助かりました。また、チームメンバーと一緒にランチを食べたり、コーヒーブレイクしたりするのはとても楽しかったです!

オフィス外観の写真です。

ハイブリッドワークを活用した柔軟な働き方

大手町オフィスでの働き方も多様です。朝から夜までオフィスにいる人もいれば、お昼から来る人、午前だけ用事を済ませに来る人、オフィスからクライアント先に行き、またオフィスに戻ってくる人などさまざまです。

私は朝バタバタしたり満員の通勤電車に乗ったりすることを避けたいので、午前中は自宅で仕事をすることが多いです。ランチタイムにミーティングが入ることはほぼないので、ランチタイムとその前後を利用して大手町のオフィスに移動し、ランチを済ませてから午後の仕事を始めます。

また、午前にクライアントのオフィスを訪問し資料を受領して、午後に大手町のオフィスにいるチームメンバーと合流するということも時々ありました。

オフィス内はフリーアドレス制なので、どこに座ってもいいというところも気に入っています。「今日はチームの皆と一緒のフロアで」という日もあれば、「今日はタスクが多くて集中したいから窓際の席にしよう」という日もあります。途中で場所を変えてもいいですし、自宅に戻って業務を再開することもできます。

私がいた監査チームのメンバーは、お子さんがいる方が多く、またオフィスから遠いところに住んでいる方も多いので、皆さんハイブリットワークのメリットを存分に享受していたと思います。

朝はお子さんの送迎があったり、急に病院に行く用事ができたりしますよね。自宅で仕事をしていると、そのような家庭の事情と仕事をしっかりと両立できるのがとても良いと思います。「出社するつもりでしたが、子どもが発熱したので今日はリモートにします」とか「子どもを迎えに行くので一旦帰りますが、自宅で夜10時ごろから業務を再開します」など、自分や家庭の予定と仕事のバランスを上手に取っている方が多いです。

一人ひとりがハイブリットワークを前提に働いているので、チームチャットで一言入れておくだけでOKですし、事前に申請しておかなければいけないというようなことは全くありません。

PwCではハイブリットワークが当たり前になっており、全てのメンバーにとって働きやすい環境が用意されていると思います。

オフィスからの眺めです。

居住地に縛られない働き方

PwCで働くメンバーは色々な所に住んでいます
例えば、私の監査チームのメンバーには、東京郊外に住んでいる人、23区内に住んでいる人、神奈川に住んでいる人、茨城に住んでいる人、福島に住んでいる人がいます。ハイブリットワークが導入されているPwCでは、東京事務所に属しているメンバーも東京に住む必要がなく、居住地に捉われない働き方ができます。遠方に住んでいるチームメンバーとは、なかなか直接会う機会も少ないので、たまに会うと感動します(笑)

私自身は東京都内に住んでいますが、関西在住のメンバーと一緒に仕事をした経験も多々あります。大阪に住んでいるシニアスタッフと一緒に監査業務効率化の仕事をしたり、和歌山に住んでいるマネージャーと一緒に社内DX業務のプロジェクトを進めたりしました。

監査の仕事もそうですが、特にデジタル関連の業務はどこからでも仕事をできるのが特徴だと思います。色々な場所に住んでいるPwCのメンバーが、1つのプロジェクトに集結して力を合わせて仕事をしていくというスタイルは、自由でありながらとてもダイナミックだなと改めて思います。

私にとっては今回が初めての期末監査だったこともあり、オフィスでチームの先輩と集まって一緒に仕事をすることがとても楽しかったですし、「会社の近くに住んでいてよかったな」と思うことが多々ありました。
一方で、小さなお子さんがいる方や、家庭の事情で家にいる時間を長く確保したい方など、PwCにはさまざまな方がいると思います。その点、ハイブリットワークによって一人ひとりの働き方が自由になり、仕事とプライベートを両方充実させることができていると思います。

何より、住んでいる場所を全く気にすることなく、たくさんの人と一緒に仕事ができるのはとても楽しいです!

皇居外苑の写真です。

PwC Japan監査法人の居住地に捉われない働き方への挑戦


PwC Japan監査法人ではコロナ禍で業務を遂行するためにリモートワーク以外にもさまざまな働き方を試み、多くの知見を蓄積しています。

  • サテライトオフィスの活用

通常勤務する事業所ではなく、郊外の小規模オフィスでの働き方、また1社専用のサテライトだけではなく数社共同のサテライト、レンタルオフィスなどの施設を利用する働き方をテストしています。オフィス以外での業務場所を確保することでわざわざオフィスに来ることなくチームでコミュニケーションを取り、業務を遂行できる働き方を模索しています。

  • フルリモートワークへの挑戦

遠隔地に住んでいる方などは出社義務のないフルリモートワークを希望することが可能です。フルリモートワークの導入にあたり、テスト運用の希望職員を募りさまざまな居住地での業務に挑戦しました。テストデータを蓄積することでフルリモートで働く職員が業務を遂行するために必要なサポート内容や社内制度などを構築することができ、新しい働き方の選択肢として活用されています。

~私にとってのIntegrity~

~私にとってのIntegrity~
私にとっての「Integrity」は、互いにリスペクトし、誠実に向き合うことです。PwCでは、立場や職階など関係なく、お互いをリスペクトするカルチャーが根付いていると感じています。例えば、「若手だから」という理由で自分の意見を聞いてくれないという場面に遭遇したことがありません。
一人ひとりがプロフェッショナルという自覚を持って働いていて、お互いにリスペクトと感謝の気持ちを忘れない。PwCはそういう人たちが集まっている組織だと思います。

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