京都事務所の学生パート(学生非常勤)の働き方
自己紹介
私は2023年度の論文式試験に合格後、2024年4月に入社しました。現在は京都の大学に通いながら学生非常勤として働いており、製造業とサービス業の監査に従事しています。最近までこれといった趣味はなかったのですが、今年になってからコーヒー器具一式をもらう機会があり、それ以来コーヒーを淹れることが趣味になっています。
学生非常勤の働き方
学生非常勤として働くにあたって、いつから働くことになるのか疑問に思われている方も多いと思います。そこで、まずは入社時期について触れておこうと思います。
学生非常勤として入社する場合は12月と4月のいずれかを入社時期として選ぶことができます。私はまだ学業に専念したかったため4月入社を選びましたが、既に単位を取り切っているような方の中には、いち早く経験を積むために12月に入社する方もいます。このように、それぞれの事情に合わせて柔軟に入社時期を決められるのは大きなメリットだと思います。
入社した後は東京で1カ月間の研修を受けることになります。この研修は正職員も含めた全国の入社同期と一緒に受けます。ビジネスマナーや表計算ソフト、監査調書システムの使い方などを学び、全国の同期と親睦を深めることができるので、大変良い経験になります。
研修が終わると現場に配属されることになりますが、学生非常勤の場合は正職員とは異なり、あらかじめ担当者に勤務できる日程を伝え、それに基づいてアサインが決定されることになります。授業の日やテスト前にまとまった休みがほしい場合などは、事前に希望しておけばアサインを調整してもらえます。逆にたくさん働きたい場合には正職員と同じように週5日働くことも可能です。
私の場合は会計士・社会人としての経験を積むことも重要であると考えている一方で、学生生活も重視しているため、5月と6月は週に14~21時間程度働いていました。テスト前の7月にはまとまった休みもとることができ、大学との両立は十分に可能でした。学生非常勤は柔軟に働き方を調整できるので、「大学と両立できるか不安だ」という方でも安心して働ける環境が整っていると思います。
繁忙期と閑散期の働き方
ここからは1日のスケジュールを繁忙期と閑散期に分けて紹介します。
繁忙期は比較的事務所で作業する割合が高かったため、事務所で勤務する場合のスケジュールを紹介します。
9:15 勤務開始
事務所はフリーアドレスなので自分の好きなところに座って作業ができます。
各机にモニターが設置してあるため、貸与されているノートパソコンに接続して2画面で作業することが多いです。
10:30 ミーティング
この日はチーム全体の作業の進捗状況を確認するオンライン会議がありました。
12:00 お昼休憩
1時間のお昼休憩に入ります。京都事務所の周りには飲食店が多いので、事務所で勤務するときは基本的に外で昼食をとることが多いです。
16:30 進捗報告&質問
同じチームの先輩とオンラインでミーティングを実施しました。ミーティングでは作業の進捗状況を報告し、作業中にわからなかった点について質問しました。今まで何度か先輩方に質問する機会がありましたが、皆さん優しく教えてくださるので心理的なプレッシャーを感じることなく仕事ができています。
17:15 終業
あらかじめアサイン担当の方に働く時間を抑えたい旨を伝えていたので、繁忙期でも残業することはありませんでした。
閑散期はリモートで作業することが多かったため、リモートで勤務する場合のスケジュールを紹介します。
9:15 勤務開始
リモートで作業をする場合、通勤時間が発生しない分、朝に余裕が生まれます。
12:00 お昼休憩(1時間)
15:00 終業
この日は大学の授業があったため、早めに仕事を切り上げました。フレックスタイム制なので1日絶対に7時間働かないといけないというわけではなく、他の日で埋め合わせができるので大学と両立するうえで大変助かりました。
ここからは1週間のスケジュールを繁忙期と閑散期に分けて紹介します。
繁忙期
月曜日 事務所
火曜日 事務所
水曜日 事務所
木曜日 リモート
金曜日 棚卸立ち会い
この週は約30時間働きました。私の家にはサブモニターがないため、複数の画面で作業したいときは事務所に行っていました。所属していたチームは基本的に皆さんリモートで作業しており、質問するときはチャットを使い、全体のミーティングではウェブ会議システムを使っていました。金曜日の棚卸の立ち会いが初めてのクライアント先訪問でしたが、前日に棚卸実施要領を読み、ビジネスマナー研修の内容を思い出しながら乗り切りました。
閑散期
水曜日 リモート
木曜日 リモート
金曜日 事務所
この週は14時間働きました。空いた時間は大学に行ったり、実務補習所のレポートやテストの勉強をしたりしていました。