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なぜPwC Japan有限責任監査法人に? 海外大生就活体験記(UCLA・財務報告アドバイザリー・FRA)

名前:Y.Miyamoto
入社年:2024年4月
職種:財務報告アドバイザリー
出身大学::UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
採用ルート:ボストンキャリアフォーラム


町田から世界へ、憧れのUCLAに編入

私は高校までのほとんどの時間を東京都町田市で過ごしました。母は日本人で、父は台湾人のハーフなので、いつかは海外に行きたいという気持ちが小さい頃から漠然とありました。

高校1年生の頃に、当時通っていた都立町田高校で、新たに海外語学研修プログラムが導入されました。サンディエゴとロサンゼルスで10日間ホームステイをしながら現地の学生と交流するというプログラムで、私は英語が大の苦手でしたが、何か良いきっかけになるだろうと思い、参加しました。

高校2年生に進級する前の春休み、語学研修プログラムで人生で初めて米国本土へ行きました。そこで現地の高校生や大学生の振る舞いや姿勢に感銘を受け、彼らの学生生活がとても輝かしく感じられ、同じ4年間の大学生活を過ごすなら日本ではなく米国にしようと決めました。

その時、どうせ行くならトップクラスの学校に入りたいと思い、編入で米国の公立大学のトップであるUCLAに入学することを目標にしました。英語が苦手な私にとっては高い目標でしたが、高校時代はTOEFL ibt の勉強に励み、卒業後に無事にサンディエゴのコミュニティカレッジへ進学しました。最初の2年間は編入のための一般教養を学習。編入するためには高い成績が必要で、死ぬ気で勉強してGPA4.0の成績を収めて念願のUCLAへ合格しました。合格の知らせを受けたあの瞬間は、忘れられません。

UCLAでは国際開発学を専攻し、世界で発生している開発課題を研究しました。また、クラブ活動も盛んだったため、さまざまな団体に所属しました。例えば、UCLA Athletics と協力し、スポーツイベントにおけるStudent Sectionを運営し盛り上げるクラブに留学生として所属し、広報を担当しました。元々、スポーツが好きだったので、アメリカンフットボールやバスケットボールの試合をクラブのみんなと一緒に盛り上げました。UNICEF at UCLA ではSocial Directorとして活動し、また夏休みにはキャンプカウンセラーのボランティアに参加するなど積極的に動いていました。長期休みには趣味の旅行に時間を使い、鉄道で米国内を縦横断したり、ロードトリップで米国1周を2回達成したり、留学中に47州を訪れることができました。勉強はもちろん、プライベートの時間も充実した留学生活を過ごすことができました。

UCLA football 観戦時の写真

現地就職希望から日本での就職希望へ

米国の大学生活は課題が次々と出されるため、成績を維持するためには勉強し続けなければいけません。さらに、母国語ではない英語を駆使して授業を受け、課題を進めなくてはならず、当たり前ですが周りの米国人のクラスメイトよりも何倍もの時間がかかります。また、先ほど述べたとおり、クラブ活動もたくさんしていたため、あっという間に時間が過ぎていきました。卒業することが第一優先だったため、就職活動に使える時間は日本の学生に比べるとどうしても短くなってしまいます。

UCLA在学中には、米国でさらなるチャレンジをしたいという思いが強くなり、当初は米国内で就職することを第一に考えていました。しかし、よくよく調べてみると留学生が正社員としての仕事を得るには専門的な経験が必要であり、非常に難しいことだと知りました。そこで米国での就職を第一に考えながらも、日本での就職も考えるようになりました。
活動を始めた当初は右も左も分からなかったのですが、米国の企業や米国にある日系企業、日本にある外資系企業に絞って、自分に興味のある分野の職にオンラインで応募したり、ロサンゼルスキャリアフォーラムやボストンキャリアフォーラムに参加したりして就職活動を進めました。

米国一周ロードトリップ 本土最南端フロリダ州キーウェスト

キャリアフォーラムでPwCの人事担当者と再会、その場で面接

私がUCLAで専攻していた国際開発学は、政治、移民、紛争、グローバリゼーションなどが複雑に絡み合う開発課題を研究する学問です。授業を通して知見を深めていく中で、すべてのことにおいて経済とお金が密接に結びついていることを学びました。そこで、将来的に金融の経験があれば、さまざまな物事に役立てることができると考え、新卒でファイナンスの知識を身に付けながら専門性を深めていくことができる仕事を選択肢の1つとしていました。
大学3年生の春にロサンゼルスキャリアフォーラムに参加したのですが、その際にPwC Japanグループのブースで既に内定が出ていたUCLAの先輩と偶然会いました。先輩はブースの手伝いをしていたのですが、その流れでPwCの採用担当者ともお話をさせていただき、PwCについて知るきっかけになりました。
その後、大学4年生の時に参加したボストンキャリアフォーラムでは、米国で働ける企業にしか事前に応募をしていませんでしたが、会場でロサンゼルスで会った採用担当者に再会し、私の就活の状況を伝えたところ、財務報告アドバイザリーの職種を紹介いただきました。せっかくの機会だったのでウォークインで面接をしていただくことに。面接は2回ありましたが、面接官の方々の雰囲気がとてもよかったおかげで、自分らしさを出すことができました。
最終的に、日本に帰国してPwC Japan有限責任監査法人に入社することを選びました。理由としては、新卒として入社することで、広く深く物事を知れると感じたからです(米国には新卒採用の制度はありません)。さらに、USCPA(米国公認会計士)のオンラインコースを会社負担で受けることができ、合格までは勤務後の勉強時間の確保などサポートがあることも決め手の1つとなりました。財務報告アドバイザリー部には、この先の長い人生で必要な「生きる力」を得ながら成長できる環境があると思います。

これから就職活動を始める皆さんへ

正規留学生は、生まれ育った環境とは異なる慣れない海外で長い時間を過ごすため、常に不安が付きまとい、自分を見失うこともあると思います。しかし、それを乗り越えて海外で得た経験は人生の財産となります。この先の人生で何があるかは分かりません。この記事を読んでいる皆さんには、それをネガティブに考えずに、ワクワクしながら先を見てほしいと思います。自分だけのキャリアなので、気負ったり、急いだりする必要はありません。自分が最終的に選んだ道が正解です。

自分に正直でいることが私にとっての「Integrity」です。 自分が正直でいればいるほど、関わる人たちも自然と自分を出してくれます。 私のチームには自分らしく過ごしている方々が多く、雰囲気もとても明るいです。例えば、疑問に思ったことを正直に質問する、賛否関わらず自分の考えていることを正直に発言するなど、結果として風通しがよくコミュニケーションしやすい環境が整っていると感じます。 正直な方がさわやかで気持ちがよいです。

ボストンキャリアフォーラムに今年も出展します🎉🎉
2024年11月15日(金)- 17日(日) 企業ページはこちら