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人財育成担当が語る、プロフェッショナル人財を育てる仕組み

自己紹介

こんにちは。PwC Japan有限責任監査法人(以下、PwC Japan監査法人)で人財育成を担当しているShimodairaです。

座右の銘は「七転び八起き」、
趣味は「茶道と散歩」です。

さて、今年は年始から新人研修があり、大阪に出張したのですが、研修終了後、受講生の職員の皆さんが、講師の先生にお礼を兼ねて拍手を送っていました。
最後の締めで「講師の先生に拍手をお願いします!」と私から促す予定だったのですが、そういった誘導も必要なく、とても自然な流れで「PwC Japan監査法人で働くメンバーは、一緒に接する人との距離や関係性を大切に考える、素敵な方が多いな」と思いました!

近所を散歩した時の、桜の写真です

入社時研修

PwC Japan監査法人では、昨年12月から入社時研修を刷新しました。
これまでの短期間「集中型」研修から、年間を通じて「学習(Off the Job)& 実践(On the Job)」を繰り返すモデルに移行することで、新しい時代のプロフェッショナルとして早期に能力を開発することを目指しています。

「実際にどのような研修を実施しているか」ですが、
大きく分けて次のようなものがあります。

  • 初期セットアップ(必須オンライン研修受講、入社後に必要なツール、アサインの仕組みなど)

  • PwC Japan監査法人としてのプロフェッショナルマインド(リーダーメッセージ、PwC Japan監査法人の歴史、カルチャー、組織紹介など)

  • ビジネスベーシックスキル(ビジネスマナー、ロジカルシンキング、議事録のまとめ方、スライドライティングなど)

  • テクニカルスキル(監査業務の実務やツールの理解)

PwC Japan監査法人には、職階や経験年数にとらわれることなく自分の意見を発信する「Speak Up」のカルチャーが浸透しています。

入社時研修でもこの「Speak Up」について、リーダー自らが登壇し、一人ひとりの「Speak Up」の取り組みについてメッセージを送っています。

研修の集大成として、プロフェッショナルを目指す同期が集まり、振り返りを行う機会も設けています。

一人ひとりの成長をサポートする「コーチ制度」

PwC Japanグループでは、職員一人ひとりにキャリアコーチがつき、個人の成長をサポートする「コーチ制度」があります。

このコーチ制度については入社時研修でさまざまな角度からご案内をし、コーチー(コーチングを受ける人)自ら積極的にコーチからのフィードバックを求めていくなど、コーチングに必要なマインドセットなども学びます。

内定者からの声
「一人ひとりが定期的にフィードバックをもらうことで、自分の課題や伸びしろなどを常に把握できるのがいいなと思った」

「コーチに相談することで、自分の関心や進みたい方向性を考慮してプロジェクトを提案してもらえることは、大きな魅力だと感じました」

自律的な学習を支援する取り組み

PwC Japanグループでは、プロフェッショナル一人ひとりの自律的な学びを支援しています。語学学習支援制度をはじめ、外部のオンライン学習プラットフォーム、ビジネススキルコース、MBA講座、IT関連資格取得コースなど各種費用補助制度も整っています。また、社内外のデジタルトランスフォーメーションのベースとなるDigital Upskillingプログラムも提供しています。

語学学習支援制度

  • 約50のプログラムから選択可能な語学学習プログラムの費用補助(中国語・日本語コースあり)

  • CASEC(英語を読む・聴く・書く能力のチェック)無料で受験(年10回まで)

  • GBC(英語を話す能力のチェック)無料で受験(年3回)

将来海外勤務を目指している人は、このような機会を積極的に活用しています!

~私にとってのIntegrity~

~私にとってのIntegrity~
入社時の研修では新セッションとして、PwC Japan監査法人設立の背景、大切にしている理念などを学ぶ機会を設けました。受講後の皆さんからは、次のような声が届いています。

Integrityの大切さや、
先人から引き継がれてきた想いを受け継いで、
業務に励みたい


Integrityという言葉が一番印象に残った。
Speak upしながら、誠実に仕事に取り組みたい


私自身、入社の決め手になったのは行動規範の1つ、
「Act with Integrity 」の「正しいと思ったら声を上げる、それが困難と感じるときほど」への強い共感です。
これから入社される皆さんが、このIntegrityに共感し、日々実践してくださることを願っています!