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若手公認会計士、転職の決め手は早期に実力を身に付けられる成長環境にあった。【CIPS】

PwC Japanグループには、職員が知人・友人をキャリア採用に紹介する制度(リファラルプログラム)があります。この制度を利用して入社する職員が年々増えており、今回はその活用事例を紹介します。


プロフィール

(右:紹介した人)小杉 直弘(こすぎ なおひろ)
公認会計士
PwC Japan有限責任監査法人 
消費財・産業財・サービス アシュアランス部
2013年 中途入社

(左:紹介された人)髙田 紗綾(たかだ さあや)
公認会計士
PwC Japan有限責任監査法人 
消費財・産業財・サービス アシュアランス部
2021年 中途入社 
前職:中小税理士法人

小杉さんは、私が大学1年生の時の先生でした。

― 簡単にご経歴と趣味を教えてください。

(小杉)専門学校と大学の講師をしながら別の監査法人で働いていたのですが、長期的なキャリアとしてアドバイザリーの仕事も視野に入れていたので、監査・アドバイザリー間の部署異動しやすいPwC Japan監査法人に入社しました。

趣味はバスケ・ゴルフ・旅行・呑み・映画です。
映画を週に5本、年間だと300本くらい見ているんじゃないでしょうか。 

(髙田)海外ドラマも見てますよね?

(小杉)見てるね。多趣味というよりは、暇が嫌いなタイプです。

(髙田)私は中小の税理士法人で働きながら、公認会計士試験に合格しました。前職では主に上場企業の連結・開示、税務申告のアウトソーシング業務を経験しています。プライベートでは私もゴルフをやり、たまに小杉さんとご一緒させてもらっています。

(小杉)ゴルフ以外はないの?

(髙田)卓球ですかね。高校時代の部活仲間とたまに公民館で卓球をしています。その場で出会ったおじいちゃんと試合したり……。

(小杉)ハハハ! 公民館だもんね(笑)。

― 2人の出会いについて聞かせてください。

(小杉)出会ったのは11年前です。当時、大学講師を頼まれ、担当していた簿記の講義を受講していた生徒の1人が、髙田さんでした。

(髙田)はい。私はその当時、大学1年生でした。講義の受講者が少人数だったこともあり、先生とお話しする機会が多くありました。

(小杉)髙田さんは、最初は公認会計士を目指していませんでしたよね?

(髙田)はい、簿記1級だけ取るつもりだったんですが、小杉先生から受験を勧められたことがきっかけになりました。

ーその頃は「先生」と呼んでいらっしゃったんですか?

(髙田)はい、「先生」と呼んでいました。ちなみに、今も「先生」って呼んでます。

(小杉)そうだよね。私は今も「先生」と呼ばれる方がしっくりきます(笑)。

― 小杉さんは、髙田さんのどういうところが、PwCに合うのではないか、と思ったのでしょうか。

(小杉)人との接し方が丁寧なところです。PwCが大切にする「誠実性」と合致すると思いました。受講生の頃の話ではありますが、真面目で負けず嫌いな一面が垣間見れていたので、その点も仕事の姿勢に通ずるものがあるだろうと考えていました。

惹かれたのは、自由でフラットな社風と成長環境

ー 小杉さんからはどんな風に紹介を受けましたか?

(髙田)自由で上下関係がフラットな社風だと教えてもらいました。同僚同士の仲が良くて皆でバーベキューやゴルフに行くこともあると聞きました。

私は最初、監査法人への転職となると、公認会計士としてのキャリアを1からやり直さなくてはならないのでは、とのイメージがありました。

しかし、小杉先生からはPwC Japan監査法人の場合、優秀であれば2ランク上の等級に昇進する「飛び級」ができると伺い、実力さえあれば早く成長できるという点は魅力的でした。実際に入社して2年目でシニアに昇進できたので、そのとおりでした。

ー どのような経緯で紹介されたのですか?

(小杉)他の元生徒も交えて久しぶりに食事をした際に、髙田さんが「会計士人生、このままでいいのか?」とキャリアを悩んでいると聞いて、PwCを紹介しました。ちなみにその時一緒にいたもう1人の生徒も、現在PwC Japan監査法人にいます(笑)。

(髙田)3人で食事をしていた時に、「リファラル制度を使って紹介できるよ」と教えていただきました。

(小杉)次の日にはもう書類を揃えて話が進み、内定まで出たけれど1回辞退したよね(笑)。

(髙田)はい……。ちょうどそのタイミングで前職の上司が異動になってしまい、チームやクライアントに迷惑をかけてしまうのが嫌で一度お断りさせていただきました。

(小杉)その1年後に再度紹介したんです。「今度は来るよね?」ってね(笑)。

(髙田)正直なところ、再チャレンジは難しいかなと思っていたのですが、入社できました。

仕事と育児の両立は大変だけれど、楽しそう

― 実際に入社されてみて、いかがですか? 前職と一番違うところを教えてください。

(髙田)前職と違う点は、一緒に働く会計士の数が多いことです。前職は税理士法人ということもあって会計士の数が少なく、特に女性は数名しかいませんでした。そのため、将来のキャリアプランが見えないという悩みを抱えていたんです。

― 今は周りにロールモデルとなりそうな女性はいらっしゃいますか?

(髙田)はい、People Group*のパートナーに相談したところ、残業制限をして子育てと両立している会計士の方を3名紹介してもらいました。皆さん大変そうでしたが、楽しそうに話されていたのが印象的でした。普段の仕事でも仕事と育児を両立している方の様子が垣間見え、将来の働き方に対する漠然とした不安は払拭されました。

*社員同士の横の交流を促進する目的で設定する少人数のグループ

― リファラル採用制度を利用して、よかったことはありますか?

(小杉)個人としてはよく知っている方なので、最初から安心して仕事を一緒にできることがよいと思います。

(髙田)同じジョブにアサインされているので、「小杉さんがいる」という安心感がありますし、クライアントとの会話のネタにもなりますよね。

(小杉)はい、クライアントからも信頼関係のあるチームだと感じてもらえているのではと思います。

~私にとってのIntegrity~

~私にとってのIntegrity~
チームメンバーや先輩、後輩と会議・相談する際に、皆さん「PwC Japan監査法人」の社員としての誇りを持って対応されていると感じます。「公認会計士」としての誇りも常に持ち合わせており、プロフェッショナルとして、私も見習うべきだなと思うことがよくあります。今後もより一層、プロフェッショナルとして精進していく次第です。
 また、特に私のチームメンバーやコーチ・コーチーの方たちからは、日常のコミュニケーションを通して、本音を語ってもらえており、「誰が何を思っているか?」「どのような状況か?」を把握できていると思います。そのため1人でなく、チーム全体で対応していく姿勢を整えやすく、良好な関係を構築できていると感じます。彼らには私以外の方と接する時もそのように対応してもらえれば、部門全体、ひいては法人全体が、より働きやすい環境になると思います。短い時間でも構わないので、頻繁にコミュニケーションを取ることの大切さを忘れずにいたいと思います。(小杉)

~私にとってのIntegrity~
人生において選択を迫られる場面は誰しも少なからずあるかと思います。本当はAを選ぶべきと分かっているのに、リスクやプライド、周囲の意見、時には楽だからといった理由で、Bを選んでしまうこともあるのではないでしょうか。このような場面で迷わずAを選択できることが、私の思う「Integrity」です。
 私自信キャリアの選択において、入社2年目でシニアアソシエイト昇格を目指すプランAと、しばらくアソシエイトとして働くプランBがありました。長い目で見るとAを選ぶべきと思っていたものの、インチャージ業務への不安や、目指してみてダメだった時のことを考えると、Bに流されそうにもなりました。そんな時、Aにチャレンジするよう後押ししてくれたコーチや、諸先輩方の存在は本当にありがたかったです。
 PwCには、リスクを恐れずチャレンジできる環境が整っていると思います。間違った選択をしそうな時に、正しい方向へ導いてくれる仲間がいます。私自身も誰かにとって、そんな存在になれるよう、引き続き精進したいと思います。(髙田)

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