なぜPwC Japan有限責任監査法人に? 海外大生就活体験記(Indiana University・財務報告アドバイザー・FRA)
日本の高校を卒業し、米国留学へ
財務報告アドバイザリー部(FRA)のTamuraです。私は日本の高校を卒業後、2018年から米国のインディアナ州に留学し、2023年5月にインディアナ大学を卒業しました。大学では2年生までは経営学を、3年生からはファイナンスを専攻し、コーポレートファイナンスや投資学、金融論などを学びました。学業のほかにもバレーボールのサークルや学生団体にも所属し、充実した大学生活を過ごしました。
米国留学を考え始めたのは中学2年生の頃で、父と初めて訪れた米国で世界の広さに圧倒され、留学に憧れを持つようになりました。私の父も高校、大学を米国で過ごしていたため、留学をすることは特に反対はされませんでした。その後英語系特化の高校に入学して留学することを決め、父が高校・大学の時に米国で一緒に暮らしていた米国人家族が住むインディアナ州で留学をすることになりました。大学を卒業後は日本に戻り、入社までに1年ほど時間があったため、USCPA(米国公認会計士)の勉強とバイト、インターンシップをして内定期間を過ごしました。
現在私はPwC Japan有限責任監査法人の財部報告アドバイザリー部に所属しており、日々USCPAの資格勉強をしながら仕事をしています。現在入っているプロジェクトは新規上場(IPO)に関連する内容で、分からないことも多いですが、いつも私を助けてくれる先輩や上司に囲まれて業務に取り組むことができています。また、入社して1年目ですが、得意な英語を使って仕事ができており、留学で得た経験を存分に活かせる環境があると日々実感しています。仕事以外でもPwC Japan有限責任監査法人には多くのネットワーキングイベントがあるほか、PwC Funsという部活動・サークルのようなものもあり、最近では部門の運動会に参加してきました。今後はほかの活動にも積極的に参加していきたいです!
“ボスキャリ”は事前選考が大切
就職活動は大学3年に進級する直前の夏から大学4年の冬まで約2年間していました。米国での就職は考えず、大学4年の時に参加したボストンキャリアフォーラム(通称、ボスキャリ)をメインに位置づけて日本での就活を進めていました。
大学3年の9月から3月まではサマーインターンシップに向けて業界研究やOB訪問、自己分析などを行いました。特に自分は将来何がしたいのか、どんな人生を歩みたいのかなど、就活の軸を考えることに注力しました。大学3年の5月からは夏休みで日本に戻り、国内選考のインターンや東京サマーフォーラムなどに参加して選考経験を積んでいきました。大学4年になった9月頃からは、ボスキャリの事前選考に応募し始め、11月のボスキャリに現地で参加し、PwC Japan有限責任監査法人から内定を得ました。新卒の就職活動はこれからのキャリア、人生に大きく影響をもたらすものだと考えていたので、後悔のないように2年を過ごしました。
選考のなかで意識していたことは「そのままの自分でいること」です。特に面接は、自分と企業の相性を考え、ありのままの自分を素直に出すことを意識していました。いくつかの企業ではありのままの自分を出しにくく、心地よくないと感じることもありました。そのような時は、選考を辞退することもしばしばありました。辞退することで結果的に時間を有効に活用することができたため、本当に行きたい会社に集中して就職活動を進めることができました。
ボスキャリは、事前選考が命です。ボスキャリでは事前選考とウォークインの2つの方法で選考を行いますが、事前選考で進めた方がより多くの企業の選考を受けることができるうえ、準備期間もより長くなるのでおすすめです。実際にPwC Japan有限責任監査法人の選考では、事前に面談や面接を行い、ボスキャリでは最終面接のみで内定を得ることができました。事前選考で多くの企業を受けることはメリットである反面、受けすぎてしまうと現地での面接のスケジュール調整が難しくなります。また、ボスキャリは3日間しかないため、どの企業のディナーに参加するか、迷うこともあります。事前に入りたい企業の優先度を付けておくと良いと思います。
USCPA(米国公認会計士)の資格補助が決め手の1つ
私は就職活動で「金融専門職」と「監査法人のコンサルタント職」を志望していました。その理由は、自分が興味がある分野であり、かつ高い専門性が身に付くからです。私は高校時代に簿記を学び、大学時代にファイナンスを勉強していたため、就活を始めるときにはすでに「会計・ファイナンス領域」に興味がありました。また、将来は海外で働きたいという思いから、専門性を身に付ける必要性を感じ、「金融専門職」と「監査法人のコンサル職」を志望してました。監査法人のコンサルタント職を選んだ理由は、クライアントにさまざまな課題解決を提供できるチャンスがあるからです。会計・ファイナンス領域で専門知識を身に付けたいと考えていましたが、具体的には決まっていなかったため、財務会計領域のコンサルタント職であるFRAを選びました。
入社の決め手は人の良さと資格補助制度です。人の良さに関しては、就職活動で多くの企業の選考を受けた中で、最も心地よく、一緒に働きたいと心の底から思えました。実際に入社してみてもその考えとのギャップはなく、一緒に働けることを誇りに感じています。また、私が所属している財務報告アドバイザリー部(FRA)にはUSCPA(米国公認会計士)の資格補助制度があり、新卒入社でFRAに入る社員は全員このUSCPAの育成コースに入ります。USCPA育成コースでは予備校の学費を会社に負担してもらい、入社後も試験に合格するまで勉強に専念させててもらえるため、少ない負担で働きながら米国公認会計士を目指せます。将来的には「専門性を付けて海外で働きたい」と考える私にとっては、非常にありがたい制度であり、入社の決め手となりました。
これから就職活動を始める皆さんへ
常に一定の勉強量が求められる正規留学生にとって、就職活動は非常に負担が大きいものだと思います。課題と試験に追われながら、日本との時差のため深夜に説明会やOB訪問、面談、面接をこなさないといけません。受かるかも分からない企業に応募し続け、落ちたら否定された気分にもなり、嫌になることも多々あります。ですがこの一時の辛さを乗り越えられるほどの「海外で培った根性」が留学生にはあります。それを活かせば必ず乗り越えられると私は信じています。一生に1度の悔いの残らない新卒就活に励むことを心から応援しております!
またぜひ、就職活動の中でPwC Japan有限責任監査法人に興味をお持ちいただければ幸いですし、縁がありましたら一緒に働けることを楽しみにしております!
ボストンキャリアフォーラムに今年も出展します🎉🎉
2024年11月15日(金)- 17日(日) 企業ページはこちら