PwCで実現する多様なキャリア―社外の組織・団体・会社等への出向―
自己紹介
現在、私は資産運用アシュアランス部で国内投資信託、不動産、プライベート・エクイティ、外国籍ファンドの監査業務に関わっています。
資産運用アシュアランス部は投資ファンドやその運用会社に対する監査やアドバイザリー業務を主に行なっている部門です。一言でファンドといっても株式や債券、不動産、プライベートエクイティなどのように多くの種類があります。興味のある分野で自身の専門性を身に付けることができるのが大きな魅力の部門です。
日本国内でのキャリア形成
私がメインで関与しているのは国内投資信託と不動産投資になります。入社して8カ月。できるようになった作業もたくさんありますが、それ以上に分からない作業もたくさんあります。プライベート・エクイティなどにも関与した経験もありますが、まだ関与していない分野もたくさんあり、分からないことだらけです。
そのため、今現在は目の前の仕事に全力で取り組むことで資産運用アシュアランス部での業務に詳しくなることを直近の目標として日々頑張っています。
そして、次第に業務にも慣れ、関与する仕事の内容や幅も広がっていくと思いますが、自分の資産運用に対する理解も深まっていったうえで、チャンスがあればPwCネットワーク内での経験を広げたり、外部団体へ出向したりすることも経験したいと思っています。
PwCのPurposeである、「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」を実現するためには、世の中のさまざまな立場・視点から物事を俯瞰し、多様なステークホルダーの立場に寄り添うことが大切です。
新しい仕事に関わることができることに加え、新しい人たちとともに仕事をすることで、自分の目標である、資産運用全般に通ずるゼネラリストになるために非常に良い経験になると思っています。
希望するキャリア形成のしやすさ
私は資産運用全般に通じたゼネラリストになることを大きな目標としています。「ゼネラリスト」というと少し抽象的ですが、具体的には資産運用全般に詳しいパートナーになれたらと思っています。まだ入社して8カ月ほどで、大きな目標を掲げてはいますが、いまだに右も左も分からないというのが実際のところです。
私は将来PwCネットワーク内で他の仕事を経験することや、外部への出向することを希望しており、資産運用アシュアランス部の先輩に出向した際の経験や、別の立場で仕事に取り組んだ際の経験などについて、色々とお話を伺うことができています。この記事を執筆するにあたり、行政の立場でのお仕事の経験がある先輩に話を聞いてきました。
私が就職活動をした際にとてもお世話になったシニアマネージャーの方で、公共施設などの官民連携の推進に従事されました。
通常の公務員の方と同様、各種国家戦略の立案や予算折衝や実行などの行政事務に加え、会計士という立場で会計基準の策定に関与したほか、税制改正要望などにも携わられたとのことでした。
またその際に、法律事務所や銀行、建設会社や不動産会社などと多様なバックグラウンドと強みを持つ方々と協働することもでき、社会人としても会計士としても今後のキャリアにとって有益な経験をされたと伺いました。
キャリア形成のためのコーチ(上司)との関わり方
私は資産運用全般に詳しくなりたいということもあり、アサインについてはコーチに「さまざまなジョブに関与したい」との希望を伝えています。
その希望どおり、1年目の間に国内投資信託、不動産、外国籍のプライベート・エクイティなどのファンドに関与できました。同期の中でも関与したジョブが多い方だと思います。
最初は1つのチームに慣れてきたら、また別のチームに行って1からスタートとなるので苦労はしました。今でもキャッチアップは大変ですが、資産運用に関するいろいろな業務を学べるのでとても刺激的です。