見出し画像

監査法人副代表直伝!「人生に役立つ!決算書の読み方と企業分析」講座

note編集部のIkedaです。
いつもnoteの記事をお読みいただきありがとうございます。

学生を対象に開催している講座「人生に役立つ!決算書の読み方と企業分析」についてご紹介します。


本講座は、2023年夏に職員の家族向けのイベント用に新規開発したカリキュラムで、監査法人としての「真に公平な視点」から、人生のさまざまな場面で役に立つ決算書の読み方と企業分析の知識を提供することを目的としています。

講座当日の様子

監査現場で今起きていることや、体験に基づくリアルな話が決算書に興味を持つきっかけに

講師を務めたのは、公認会計士として数々の現場を見てきたPwC Japan有限責任監査法人執行役副代表の久保田正崇です(なお、久保田はPwC Japanグループの代表/PwC Japan有限責任監査法人の代表執行役に7月1日付で就任します)。

「不正は起きます。財務諸表はいい仕組みですが、それでも誤りや不正が起こったりするので、きちんと監査されていることが大切ですし、自分で見てみて『何かこの数字おかしいんじゃないか』と思ったら疑問を持つということもすごく重要です」

業績を少しでも良く見せたいという気持ちから、粉飾をしてしまった企業と監査の現場で対峙してきた久保田。監査を担う会計士の視点から事例も交えて、決算書の読み方を丁寧に解説しました。

これから就職活動を始める方に、就職先が成長企業であるかどうか、自分の志向に合うかどうかを見極める力をつけていただける内容であり、社会人になってからも自社や取引先の成果を測定したり、この先の打ち手を考えたり、転職、起業、投資判断を行ったりするにあたり、これらの知識が役に立つということを知っていただきました。

講座資料抜粋①

財務三表を読み解くための基礎的な知識やウォッチすべきポイントを解説

【講座の内容】
・はじめに-決算書は「読めた方がいい」理由-
・決算書の「正しさ」を証明する、監査と監査法人
・直伝!①有価証券報告書と財務三表の読み方
・直伝!➁企業分析
・演習:会計士の視点で、企業の経営状態を考えてみよう
・おわりに-会計士のやりがいと使命-


決算書が読めた方がいい理由を説明した後、そもそも会社はなぜ「決算書」を「説明」に使うようになったのか、大航海時代にさかのぼり、その歴史を理解するところから始めました。

そして「直伝!」のパートでは、「キャッシュフローの6パターンを押さえれば、企業の動きを読める!」と題して、ベンチャー企業や大企業など会社の規模や状態によってキャッシュフローにどういった特徴が現れるのかを解説しました。

また、有価証券報告書の概要やB/S・P/L・C/Fの読み方、比率分析などを紹介。回収期間の差がもたらす黒字倒産など、財務三表を眺めただけでは分からない危機の気づき方の一例もお伝えしました。

講座資料抜粋②

アーカイブ動画(ダイジェスト版)はこちら

本動画は20分のダイジェスト版です。
フル版(75分)は現在、PwC Japan有限責任監査法人の2026年卒新卒採用マイページにご登録いただいた方に限定で公開しています。
マイページ登録はこちら

受講者の声/感想

・図や具体例があって非常に分かりやすかったです。
・実際の監査の現場であった不正のお話が非常に興味深かったです。
・決算書のおおまかな見方が分かって、非常に有益な講座でした。今後の企業研究に役立てたいです。
・実際の会計士の方の実体験を混ぜながらお話してくださったのが印象に残っています。
・企業分析をする上で貴重なお話をたくさん聞くことができ、出席して本当に良かったと思いました。
・財務諸表をきちんと読めることがその会社の経営を知る上での根幹となっていることが分かりました。
・決算書に馴染みがなかったが、本日の講座を通して、概要とその見方を理解できました。

本講座に関する問合せ

jp_communityco-creation_office@pwc.com 
「人生に役立つ!決算書の読み方と企業分析」講座 受付担当