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なぜPwC Japan有限責任監査法人に? 海外大生就活体験記(ビジネスリスクコンサルタント・RA・UCL)

R.Munakata
2024年10月 入社
職種:ビジネスリスクコンサルタント
出身大学:ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)
採用ルート:ロンドンキャリアフォーラム


心理学の実験を通じて論理的思考が身に付いた

私は2024年6月までロンドンの大学に通っていました。学部と大学院の4年間、脳科学学部で心理学を専攻していました。幼い頃から「なぜ?」を考えるのが好きで、高校で心理学という学問に出会い、社会の現象の「なぜ?」は突き詰めると心理学で説明がつくのではと感じ、専門的に学びたいと思いました。

英国の大学では多くの場合、心理学科は文学部ではなく理系の学部内に設置されています。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンを選んだのは、特に研究分野に力を入れていることが理由でした。入学当初から自ら仮説を立て実験を設計し、被験者のデータを取り、仮説検証を行うということをしていました。実験心理学が主流で、入学当初から研究を行う際は、エビデンスに基づいて仮説を立て、課題を解決することが求められます。「クリティカルシンキングを育む」というのが学部のモットーだったこともあり、論理的思考がとても鍛えられました。脳科学・心理学の専門知識以上に、さまざまな場面で発揮できる武器を手に入れることができたと感じています。

大学以外の時間は、劇場によく通っていました。バレエやミュージカルなど舞台芸術が盛んなことも、ロンドンの大学を志望した理由の1つでした。当日券や若者限定の安いチケットを買って、大学終わりに劇場に行くのがとても楽しかったです。大学3年生の時には舞台好きが高じて、観客や聴衆者の心理を研究する教授の研究室に入ることができ、民間の劇団とともに研究を行いました。ロンドンの大学に入学した利点を最大限活用することができ、とても充実した学生生活でした。

ロンドン拠点で開催されたPwCの企業セミナーに参加

私の就職活動は、スロースタートでした。大学入学時がコロナ禍でフルリモートだったこともあり、あまり就職活動の情報が入ってきていませんでした。なので、1、2年生の間は就職活動はしていませんでした。唯一、夏休み期間に、認知心理学を用いたビジネスを展開する企業でインターンをしていました。就職に向けてのインターンというよりは、学問の延長線として考えていましたが、後の就職活動でも活きる、学びの多い経験となりました。
3年生の4月に、私が大学に入学してから初めて、ロンドンキャリアフォーラムが対面で開催されることが決定しました。4年ぶりの対面開催に合わせ、就職活動について耳にする機会も多くなりましたが、何をしなくてはいけないのかがわからず、後回しにしていました。
そんな時、一緒にシェアハウスをしていた友人から、企業セミナーに誘われました。それが、PwC Japan有限責任監査法人のセミナーでした。テムズ川沿い、タワーブリッジの目の前で一際存在感を放っている、PwC英国のロンドン拠点を見学できる貴重な機会だと思い、参加しました。
セミナー参加後に応募をし、3回のオンライン面接のあと対面での最終面接を経て、内定をいただきました。もちろん緊張しましたが、どの面接もとても楽しかったです。私の性格や、物事の考え方、大事にしていることなどを、とても丁寧に深掘りしていただきました。特に最終面接での、私の短所についての質問は印象に残っています。不安もありながら、正直に短所をお話ししたのですが、捉え方によっては長所になることや、キャリアにおいてそれをどう活かせるかを教えていただきました。いただいたお言葉は、今でもとても大切にしています。

一人ひとりのユニークな強みを活かせる環境が最大の決め手に

私がPwC Japan有限責任監査法人に最初に大きく惹かれたのは、セミナーでした。「監査法人とは何か」「リスク・アシュアランス部門は他と何が違うのか」など、とても分かりやすく説明してくださいました。就活生が疑問に思うであろうことや、理解しにくいであろうことを把握し、どのように伝えたら分かりやすいかが考えられており、このように目的達成に向けて、丁寧に仕事をする企業で働きたいと思いました。
セミナー後も、ホームページなどでリスク・アシュアランスについて情報を得るにつれて、興味がますます高まりました。特に惹かれたのは、サービスの幅広さです。リスク・アシュアランスは、監査会計やITの専門性を持ちつつ、多種多様な業界・業種のプロジェクトに関わることができます。「武器となる専門性を高めたい」「さまざまな業務をやってみたい」と考えていた私にとって、PwC Japan有限責任監査法人のビジネスリスクコンサルタント職は良いとこ取りができる、魅力的なポジションでした。
そして、「ユニークな強みを活かせる環境である」という部分が最大の決め手となりました。私は、大学で得た脳科学・心理学の専門知識や、人間の行動や社会現象を論理的に考える力、課題解決能力が、自分の強みになると考えました。PwC Japan有限責任監査法人の皆さんはそれぞれが強みを持っているので、同じ課題でもさまざまな見方や解決方法が存在し、私の視野や考え方も広がると思いました。そして、私も過去の経験や学んだことを活かして、ビジネスリスクコンサルタントとして活躍したいと思いました。

これから就職活動をはじめる皆さんへ

皆さんには、自分ファーストに、選考中に感じたことを大切に就職活動に励んでいただきたいです。海外の大学に進学していると特に、多様な選択肢があり、周りにもさまざまな価値観で進路を決断している人がいると思います。ゆえに、迷ったり、焦ったりすることもあると思いますが、周りに惑わされることなく、自分に正直に選択をしてほしいです。皆さんも入社がゴールではなく、その先に叶えたい目標があると思うので、遠回りを恐れず、長い目で色々な可能性を考慮してみてください。

Integrityとは、自分自身を信じ、求められた時に今持っている能力を最大限に発揮することだと思います。そのためには、常に自己成長を意識し、新しい知識やスキルを身に付けることが重要だと考えています。ビジネスリスクコンサルタントでは、プロジェクトごとに新たな知識やスキルが要求されるため、常に学び続けられる環境であり、自らをアップデートし続けられると感じました。学んで無駄なことは何もないと思っているので、過去のプロジェクトでの経験や知識を用いて、誠実に課題と向き合うプロフェッショナルへと成長していきたいです。

ボストンキャリアフォーラムに今年も出展します🎉🎉
2024年11月15日(金)- 17日(日) 企業ページはこちら