見出し画像

全国の同期が一堂に集結!部署を超えた仲間ができる新人研修

M.Hagiwara
テクノロジー・エンターテインメントアシュアランス部(TMT)
2023年 定期入社

私は、テクノロジー・エンターテイメントアシュアランス部(TMT)でエンターテイメント関連のクライアントの監査チームに所属しています。猫が大好きで、実家で猫と一緒に暮らしています。現在は初めての繁忙期を終えて少し余裕が出てきたので、習い事を始めようかと検討中です。

旅行時の写真

今回は新人研修について説明したいと思います。
入社式が終わると、すぐに新人研修が始まります。入社後約1カ月間、全国の同期が東京事務所の研修ルームに集まり、一緒に研修を受けながら最初の時期を過ごすことになります。

新人研修は、内容によって以下の3つに大きく分類されます。

  1. ソフトスキル研修

  2. テクニカルスキル研修

  3. ICS(インキュベーションスペース)研修

まず、ソフトスキル研修の目的は、プロフェッショナルマインドと基礎的なビジネススキルの習得で、ビジネスマナーからPwCの歴史やカルチャーまで、さまざまな内容を学びます。

写真はビジネスマナー研修の様子です。名刺交換や電話の取り方などを学びました。

テクニカルスキル研修では、実務で用いられているツールの操作方法や監査手続きの手法について学びます。内容が難しいので、グループのメンバーと助け合いながら取り組みました

最後に研修の終盤、現場にアサインされる間近のタイミングで行われるICS(インキュベーションスペース)研修は、監査現場で即戦力として活躍するために必要なスキルや姿勢、デジタルスキルを習得するための研修であり、かなり実践的な内容です。ここで業務を効率的に行うために必須となる表計算ソフトの上手な使い方なども教えてもらえます。この研修で初めて配属先ごとに少人数制で受講することになり、講師の方との距離も近いため、分からないことをしっかり解消してから現場での仕事に移ることができます。

現場にアサインされた後は、監査チームでの仕事になるため、研修は同期で交流を深める貴重な機会です。研修の期間中にクラス替え、グループ替えが頻繁に行われ、さまざまな所属の方と知り合うことができるところが、当社の新人研修の一番の魅力だと思っています。さまざまな人と接し、一緒にワークに取り組む中で、個性や多様性を大切にするようなカルチャーが私たち新人にも浸透していったように感じています
 
研修はただ話を聞くというよりは、グループでディスカッションをしたり、共有した意見を発表したりというグループワークが多い印象でした。このグループワークは、まじめな内容から、アイスブレイク的な要素のあるものまでさまざまで、楽しくコミュニケーションを取る中でメンバーの人となりが見えてきて面白かったです。

ランチはオフィスビルの共用部にあるカフェテリアをよく利用しました。300〜700円ほどで日替わり定食やビュッフェランチを食べられます。研修は就業時間内で行われ、終了後は皆で飲みに出かけたりしました。思い返せば名古屋、大阪、京都、福岡の各事務所のメンバーも含めて部門に関係なく同期として交流できたのはこの時期ならではのことで、新人研修の醍醐味でした。

研修が始まる前は、部署や事務所に関係なくランダムにグループが組まれると聞き、少し不安な気持ちもありました。「できれば知っている人で固まって安心して過ごしたい」とも思いましたが、さまざまな部門のメンバーとの出会いが生まれ、自然と知り合いが増えることになりました。今思えば、自然と知り合いが増えていく環境は、結果的にとてもありがたいものでした。

入社後、先輩方からは繰り返し「同期を大切に」と言われています。私がチームでの業務中に同期とのランチに参加したいと言った時は、先輩方から「ぜひ行ってきてね」と半ば追い出されるように送り出されました(笑)。
困ったときにお互いに助け合えるということもありますが、私自身は同期は友人でもいられる、社内では貴重な存在だから大切にしたいと思っています。

監査法人の特性として、同じ年の試験合格者が同期入社になるため、年齢が異なることも多いですが、難しい試験を乗り越えてきたという経験を共有していることもあってか、すぐに打ち解けられます。むしろさまざまなバックグラウンドを持った人が集まっているので、話していて本当に飽きません。
学生時代までの友人とは異なり、同じ環境で仕事をして、悩みや困りごとを共有できる友人も大事だと感じます。

最近は初めての繁忙期が明けて、同じ部署の同期と野球観戦に行ったり、研修の班が一緒だった他の部署の同期と一緒にランチに行ったりしています。
このような集まりでは、他の部署・チームのことや、補習所関連、社内の制度などの情報を交換できるので、本当にありがたい機会です。

野球観戦

各地区の事務所の同期とはなかなか会う機会がありませんが、大阪事務所の同期が出張で東京に来ると食事会を開催するなど、相変わらず交流は続いています

PwC Japan有限責任監査法人の新人研修は、知識やスキルを学ぶのと同じくらい、同期の横のつながりを作ることを大切にしています。現場に入った後は、仕事の内容は難しく、慣れない環境に不安を覚えることもあります。でも、私は同期の仲間との関わりがあったおかげで、半年間楽しく働くことができました。これからも新人研修で築いた同期との関係を大切にしていきたいです。

私にとっての「Integrity」は、「丁寧であること」です。 私は誰かと接する時、自分の仕事に取り組む時に、丁寧に対応することを大切にしています。 右も左も分からない状態の私を、多くの方が親身になってサポートしてくださった経験から、PwCには人を大切にするカルチャーが根付いていると感じました。 一つひとつの対応の丁寧さが、人に安心感を与えるだけではなく、結果的に質を高めることにつながると思っています。