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入社1年目職員へのサポート制度(バディ制度)を紹介

M.Fukushima
福岡アシュアランス部(FKO)
2023年定期入社


自己紹介

私は大学を卒業後、地元の県立高校で教員をしていました。結婚に伴い退職し、海外へ転居しましたが、新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに急遽帰国することになり、司法書士法人での勤務を経て、キャリアを再構築するため公認会計士資格の取得を志しました。2023年の定期採用でPwC Japan有限責任監査法人へ入社し、現在は福岡アシュアランス部で主に九州地方のクライアントに対する監査業務に従事しています。また、東京のプロジェクトにリモートで関与することもあります。プライベートでの楽しみはジム、サウナ、芸術鑑賞、旅行です。

旅行で訪れたニューヨークの展望台「SUMMIT One Vanderbilt」

入社1年目職員へのサポート制度紹介(概要)

新しく環境を変えて何かを始める際、「分からないことがあるときにどうしたらいいのだろう」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。PwC Japan有限責任監査法人では、入社1年目の職員一人一人に対し、比較的近い年次の先輩が「バディ」としてアサインされます。バディには、日常業務での困りごとや業務ツールの使い方、社内ルールなど、ちょっとしたことを気軽に相談することができます。

もちろんバディに限らず、年次を問わず質問をすれば快く応じていただける先輩ばかりで、状況に応じていつでも必要なサポートを受けることができます。ただ、1年目は初めてのことばかりでとにかく分からないことが多いので、「誰に聞いたらいいんだろう」「こんなこと聞いてもいいのかな」と悩む前に「困ったらまずこの方に相談」という制度が整えられているのは大変心強く、安心して働くことができます。私のバディは、同じFKO所属で2021年入社のOkawaさん(写真左)です。

FKO所属の鉄板焼女子会での2ショット(スイーツは別腹🍰)

関与している業務のスケジュールによっては、同じ所属であってもなかなか事務所で顔を合わせる機会がないという状況も有り得ます。私の場合は研修を終えて最初に担当することになったのが東京のリモート業務で、日々生じる些細な疑問をどのように解消していけばよいのか不安に思っていました。
しかしOkawaさんはバディとしてアサインされてすぐランチに誘ってくれ、以降いつも何かと気にかけてくださっている、とても頼りになる先輩です。「相談に乗ってくれる」「聞けば教えてくれる」だけでなく、「知っておくと便利・お得」「この時期に前もって準備しておくと後々がスムーズ」「こんなイベントがあるけど参加してみない?」などOkawaさんの方から声をかけていただくこともあります。

バディとのコミュニケーション

業務に関する基本的なこと、例えば会議室の予約方法や表計算ソフトの操作Tips、勤怠管理や経費精算のルールなどのあらゆる「ちょっとした、でも大切な相談」ができるだけでなく、事務所で一緒になるとランチに誘ってくださったり、事務所の近くにある人気のパン屋さんで差し入れを買ってきてくださったり。

バディとのランチ後に事務所近くの新しいカフェでコーヒーをGET 午後の業務も頑張ります!

私の場合は在宅で1人で仕事をする割合が多いのですが、たまに出社してランチやおやつを食べながら日々の業務で不安に思っていることを話したり、事務所やキャリアの展望について語り合ったりする時間が仕事の励みになっています。また小さな疑問や不安が蓄積され、それを自分の中で抱え込むということがないため、安心して業務に取り組むことができています。私自身、やるべきことに集中し、高いパフォーマンスを発揮したいと思っていたからこそ、「安心して働くことができるか」という点は就職先を決める上でとても重視していました。PwC Japan有限責任監査法人ではバディ制度やコーチ制度などの仕組みが形骸化することなく機能しているうえ、仕組みを越えて先輩方がサポートしてくれるため、入社してからいい意味で「ギャップ」を感じたほどです。

PC画面を見ながら出張手配の相談

バディとのコミュニケーションの頻度や方法は、人それぞれの希望・状況によってさまざまな形があるようです。例えば、週次・月次でミーティングを設定して近況を話し合ったり、同じ所属のバディが数組集まって合同で懇親会をしたりといったケースがあります。私達の場合は決まった時に決まった形式でというより、気軽で柔軟なコミュニケーションができるようにOkawaさんが配慮をしてくださっています。

バディがいて助かったこと

バディにはいつも助けられてばかりですが、特に「バディ制度があってよかった」と感じたことを3点ご紹介したいと思います。

疑問を抱えこまずに都度解消できる
これまでご説明してきた通り、この点はバディ制度の最も重要な目的の1つであり、「バディがいて助かった」と日々感じています。

バディを起点としてコミュニケーションの輪が広がった
入社したての頃は特に、同じ執務室の同じ場所にいたとしても、一人で黙々と作業しているときよりもバディと一緒にいるときの方が他の方とのちょっとしたコミュニケーションの頻度が高くなると感じていました。また、繁忙期に急遽配員された業務で偶然Okawaさんと同じチームになったとき、短い期間でスムーズに合流できたのも「バディがいて助かった」と感じた出来事です。バディを起点としてコミュニケーションの輪が広がることは、精神的な働きやすさや円滑な業務の進行に繋がっています。

1~3年後の業務や働き方について知り、考える機会になる
比較的年次の近い先輩であるバディとコミュニケーションを重ねていくにつれて、近い将来自分が担当する可能性のある業務の内容や、1年あるいは数年間の大まかなスケジュールを知ることができます。また、バディの仕事に対する姿勢や考え方に触れることにもなります。そしてそれが、日々目の前の業務にしっかり取り組んでいくという視点に加えて、PwC Japan有限責任監査法人にはどんな選択肢があって、身近にはどんなケースがあって、数年後自分がどうなっていたいかということを考える機会になっています。
PwC Japan有限責任監査法人は一人一人の成長の機会と可能性をとても大切にしている組織です。少し先の未来を見据え、目標を持って行動することは自身の成長にとっても欠かせないことであり、法人としてよりよい組織となり社会への貢献を高める上でも重要なことであると考えています。

👇「コーチ制度」関連記事のご紹介
PwC Japan監査法人には、充実したフォローアップ体制で若手職員の成長とキャリア形成を促進し、最大限の成果を上げられるような文化が根付いています。そうした文化の醸成には今回ご紹介した「バディ制度」に加え、先輩がコーチとなり業務上のさまざまな課題へのアドバイスや将来のキャリアに対するフィードバックを行う人材育成施策である「コーチ制度」があります。定期採用入社者がコーチ制度について紹介しているnote記事を公開していますので、ご興味のある方はぜひ以下の記事をご覧ください。

私にとっての「Integrity」は、「限りある自分の力を最大限に生かすこと」です。 現代社会が抱える課題の大きさから見れば、私たち一人一人に与えられた時間や能力は限られたものかもしれません。しかし、PwCの広いネットワークの中には必ず自分を活かすことができる領域があり、蓄積された経験と新たな可能性があり、迷ったときに進むべき道を示してくださる先輩方がいます。一人一人が「限りある自分の力を最大限に生かすこと」が、社会への大きな貢献と働く喜びにつながっていると感じます。