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大学3回生で合格、卒業まで学生パート(学生非常勤)として週3日勤務

T.Fujita
大阪アシュアランス部(OSA)
2023年 入社


自己紹介

現在、大学4回生で、学業と業務を両立しながら頑張っています。資格を取得できれば自分の自信につながるとともに、社会的な責任感と必要性を兼ね備えたかっこいい職業に就けると思い、商学分野における難関資格の1つである公認会計士を目指しました。多種多様な企業と密接にかかわることができる公認会計士の資格を生かして、ビジネスに対する知見を深めたいと考えています。趣味はスキューバダイビングとスノーボードで、最近は同期で麻雀同好会を結成しました。卒業旅行は海外に行きたいので貯金中です。

スノーボードの帰りです。

学生パート(学生非常勤)として月火水の週3日を勤務日に充てる

学生パート(学生非常勤)の働き方は、勤務可能日をアサインメント担当者へ提出し、そのアサインに沿って基本的には9:15〜17:15の勤務時間の中で働きます。私の場合は木曜日と金曜日に大学の授業があるため、月火水で働いています。繁忙期中でも学業を優先させてもらえるため、とても助かりました。一方、閑散期は提出した勤務可能日全てにアサインが入らないこともあります。また、提出したシフトの変更も相談可能です。
業務内容は、現預金や営業費用、資本、貸付金、借入金などの比較的理解しやすい勘定科目の監査要点(アサーション)の検証を担当していました。具体的には残高確認書の突合やクライアントへの質問、証憑請求などを通じて調書を作成していました。私は1年目の仕事は先輩から指示を受けて作業をするアシスタントだと思っていましたが、自分で必要な証憑を前期調書や前期ファイルを探したり、専用ツールでクライアントに資料請求したり、往査先でクライアントとコミュニケーションを取ったりと、自身が担当者として主体的に進める業務が多いことに驚きました。クライアントの財務部長の方と一対一で話すなど、1年前には想像もしていませんでした。
自身の作業が監査調書に直結していること、さらに学生パート(学生非常勤)とはいえ、会社・クライアントから1人のプロフェッショナルとして扱われていることの責任感をひしひしと感じています。とはいえ、毎日残業するほどのタスクが振られることはなく、業務時間内に終わる程度の業務量で働いています
また、研修に関してはe-learningなどの動画視聴で完結する研修と、対面で長期間行う研修の2種類があります。前者は期限までに受講すればよく、コツコツ仕事の合間を縫って進めれば問題なく終えることができます。一方、後者は全日程出席が前提であることが多く、学生パート(学生非常勤)は正社員にステータスが変更になったタイミングでの受講となります。同期と一緒に受講できないのは残念ですが、学生非常勤に配慮していただいて、助かっています。

大学3回生で合格、同期との差がつくのが嫌で学生パート(学生非常勤)を選択

私が学生パート(学生非常勤)として働くことを決めた理由は単純で、「同期に追いつきたい」「同年代を追い越したい」という気持ちがあったからです。
入社当初、大学3回生の私は同期の中で一番年下でした。同期の中には前職経験を持っている方もいて、「社会人」として私は既に置いて行かれていると感じました。そんな中、大学で単位を取りながら働くか、あと1年間大学に専念するかを考えたときに、自分だけが監査法人の一員としてさらに置いて行かれることがすごく嫌でした。法人の一員として、入社1年目の同期の一員として認められたいという気持ちが強かったと思います。今では繁忙期後の慰労会やボーリング大会などの法人イベントにも参加し、法人の一員として思う存分楽しんでいます

初めての東京駅でテンションが上がり、ポーズをとるところ(一番右)です。

また、PwC Japan有限責任監査法人には学生パートケアプロジェクトという、全国の事務所の学生パート(学生非常勤)をサポートするためのコミュニティがあります。複雑な社内制度を解説してもらえたり、大学との両立などの学生ならではの悩みを解決するための質問コーナーが設けられたりしているほか、月に1度ミーティングが開催されるなど、非常に充実しています。このような手厚いサポートにより、学生生活と仕事の両立が可能だと判断し、学生パート(学生非常勤)として働くことを決めました。
しかし、学生パート(学生非常勤)として働くことが正解とは限りません。友人と好きな時間に遊ぶことや、長期の海外留学に行くことなど、学生の時期でしかできないこともたくさんあると思います。そのため、自分の「したいこと」をちゃんと考えて、学生と仕事、2つの良いとこ取りをしてもらえたらと思います。

学生生活との両立をかなえる1週間のスケジュール

私の1週間の簡単なスケジュールを紹介します。

月曜日(勤務):
8時起床(リモートワークの日は9時起床)。木曜日と金曜日に来たメールのチェックと対応を行う。

火曜日(勤務):
8時起床(往査の予定がある日は7時半起床)。朝ごはんは基本的にオフィスか往査先近くのコンビニで済ます。

水曜日(勤務):
8時起床。クライアントへの依頼事項をまとめ、請求しておく。繁忙期は21時まで作業する場合もある。往査先の近くにおいしいラーメン屋があったら食べて帰る。

木曜日(大学):
9時半起床。大学へ。2限目を受けて友達とご飯。3限目を受け、考査が近いなら図書館で勉強。

金曜日(大学):
9時半起床。大学へ。ゼミに出席し、卒論制作。友達と銭湯に行ったり、ラーメンを食べに行ったりする。

土曜日:
11時起床。動画配信サービスでドラマを見る。

日曜日:
映画を見に行ったり、友達と麻雀を打ちに行ったりする。月曜日からのアサインに変更がないか確認する。

私にとって「Integrity」とは妥協しないことです。監査の仕事は同じチームでも作業内容が大きく異なることが多く、基本的に自分の担当の作業密度も自分である程度決定できます。そのため、いかに突き詰めるかが大切だと思います。監査のコストパフォーマンスが問われる中で、監査側と被監査側のギャップを解消することに妥協しないことや、自分の中のやり遂げるべきラインを定め、そのラインを妥協しないことが大切だと思います。そして、それを業務を通して常に実行することが「Integrty」だと僕は考えます。