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なぜPwC Japan有限責任監査法人に? 海外大生就活体験記(ビジネスリスクコンサルタント・RA・UGent)

S.Kiji
2024年4月入社
職種:ビジネスリスクコンサルタント
出身大学:ゲント大学(ベルギー)
採用ルート:ロンドンキャリアフォーラム


幼い頃から憧れていた留学をベルギーで実現

私は日本の公立高校を卒業後、国内の大学に進学して1年間在籍した後、大学を辞めてベルギーに留学しました。子どもの頃から「いつか留学したい」と考えていて、最初は大学の交換留学プログラムで1年間の留学ができたらと思っていたのですが、大学生活での留学生との交流を通じた交換留学ではなく、学位取得型の留学に魅力を感じ、大学を辞めて留学をすることを決意しました。

それまで海外経験が全くなかったため、留学を決めてからは必死に英語を勉強し、入学に必要な資格や条件をクリアして希望していた大学に合格することができました。留学先では、政治学を専攻していました。平日は朝から晩まで授業、休日も友人とカフェや図書館、寮で課題に取り組むなど大変でしたが、とても充実した学生生活を送ることができました。また、長期休みには、友人と欧州周辺諸国への旅行を楽しみました。特にイスラム文化とキリスト教文化が融合したスペイン・グラナダの街並みは非常に美しく、とても印象に残りました! お酒が好きであればバル巡りもおすすめです!

就活の準備段階で一番苦労したのは「自己分析」

入学当初から、就活に際してはボストンキャリアフォーラムに参加したいと何となく思っていたのですが、就活を始めたのが最終学年の11月頃と遅かったことに加えて、地理的にもボストンが遠かったため、当時4月に行われていたロンドンキャリアフォーラムに参加することを目標に準備を始めました。
まずは友人に勧められた海外大生向けのエージェントに登録し、時間があるときに興味のある企業の説明会に参加しました。最初は漠然と自分の強みを生かして海外でも働きたいと考え、総合商社や海運、コンサルティングなど、業界を定めずに幅広く見ていました。
就活の準備段階で一番苦労したのが、自己分析でした。企業に自分をアピールするうえで自分自身を知ることは欠かせないと思うのですが、やればやるほど自分がわからなくなる負のループに陥りました。自分自身の強みや弱み、やりたいことを言語化し他者に伝えることがこんなに難しいのかと悩みましたが、過去の経験から楽しかったことや達成感を得られたこと、つらかったことを振り返っていくと、何が好きで何が苦手なのか、これからどんなことをやってみたいのかが徐々にはっきりしてきました。
就活の軸をしっかりと定めたことで、自分にとって最適な企業に出合うことができたと思います。行きたい企業を見つけたら、あとはとにかく自分の魅力を最大限にアピールすることです。主張には一貫性を持たせ、一緒に働きたいと思ってもらえるように選考に挑みました。面接を受ける中で最初は緊張しましたが、質問に淡々と答えるだけではなく、対話を楽しむことが大切だと感じました。

「人」で会社を選ぶってどういうことなんだろう? と感じていた

入社の決め手は、「得られる専門性」と「人を大切にする文化」でした。
就活するうえでは、「幅広い業界と関われること」と「変化の激しい時代に負けない専門性を身に付けること」の2点を軸としていたため、さまざまなクライアントとともに仕事をできる環境と、所属部門で身に付けることのできる「会計監査」「IT」「リスクアドバイザリー」という3つの専門性に強く惹かれました。入社後の現在、業務の幅の広さに驚くこともありますが、一つ一つ吸収しながら自分の専門性を磨いていきたいと思います。
就活生の頃、私はよく説明会や懇談会で耳にする「入社の決め手は『人』だった」という言葉がよくわからず、「『人』で会社を選ぶってどういうことなんだろう」と漠然と疑問に感じていました。しかし、複数の企業の選考を経て、一番自分が自然体でいられたのがPwC Japan有限責任監査法人であることに気付きました。それは、選考中に出会った皆さんがとても温かく、個性豊かで、一就活生であった私とのコミュニケーションを大切にしてくださったからだと思います。自分が興味のある仕事だけでなく、一緒に働きたいと思える仲間というのも、自分のこれからのキャリアを築くうえで非常に大切な要素であると感じました。また、最終的な就職先に悩んでいた時も、人事の方が面談を設定してもらったり、メンターの方にサポートしてもらったりしました。入社してからもこの「『人』を大切にする文化」を日々実感しています。

これから就活を始める皆さんへ

海外大生の就活は、課題や試験に追われたり、日本との時差があったりする中で、情報も少なく周りにすぐ相談できる仲間も少ないため、負担や不安が多いものだと思います。焦らずに自分のできることを一つ一つ進めること、限界だと思ったら休むことが大切です。自分のやりたいことやなりたい姿を明確にし、それを叶えることができる環境を見つけることを楽しんでください。後悔のない新卒就活になるよう心から応援しています!
また、就職活動を通してPwC Japan有限責任監査法人に興味を持っていただければ幸いですし、ご縁がありましたら一緒に働けることを楽しみにしております。

Integrityは「誠実」と訳されることが多いですが、私にとってのIntegrityは「自分の意見を持つこと」です。八方美人になるのではなく、正直に自分の意思を主張し、誠実に行動することが大切だと思います。相手の意見を尊重しつつ、自分の考えも素直に伝えることが、信頼関係を築く鍵だと思います。ここでは、人を大切にし、相手の意見を受け止めてくれる文化が根付いています。仕事をする上で、自分の意見を積極的に発信していく姿勢を大切にしたいと思います。

ボストンキャリアフォーラムに今年も出展します🎉🎉
2024年11月15日(金)- 17日(日) 企業ページはこちら


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