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時短勤務制度を安心して利用できる名古屋事務所

PwCには、短時間勤務や、週当たりの出勤日を3~4日に減らす短日数勤務が可能なFWA(Flexible Work Arrangement)制度があります。育児だけでなく、介護や資格取得を目的に利用するケースもあり、多くの職員がこの制度を活用しています。今回は、産休育休から復職し、FWA制度を使いながら自分らしく働く名古屋事務所の女性職員3名をご紹介します。


(左)Y.Tokuhara
Senior Associate
2016年入社。2021年12月から2024年6月まで産休・育休を取得。

(中央)R.Toyoshi
Manager
2013年入社。2018年7月から2020年9月まで産休・育休を取得。

(右)W.Ebi
Senior Associate
2008年入社。2013年から2014年まで産休・育休を取得し、その後2度の産休育休を経験。

復職後の希望に応じて業務や職種を柔軟に調整できる

―現在のお仕事内容を教えてください

Toyoshi:
私は2020年9月に産休・育休から復職しました。期の途中で復職したこともあり、監査業務に加えてアドバイザリー業務にも関わるようになりました。それから現在まで監査とアドバイザリーの両方に関与しており、最近ではアドバイザリー業務がメインになりつつあります。産休に入る前までは監査業務のみの関与でしたが、復職のタイミングがきっかけで関与することになったアドバイザリー業務に面白さを感じています。

Ebi:
監査業務とアドバイザリー業務では働き方に違いはありますか。

Toyoshi:
案件にもよりますが、アドバイザリー業務は監査業務ほど繁閑が明確ではないので、仕事のペースが調整しやすいです。

Ebi:
私は2022年に名古屋アシュアランス部からAIT(アシュアランス・イノベーション&テクノロジー)部に異動し、監査の標準化やデジタルツールの活用によって監査業務のサポートを行うリモート業務を担当しています。特定のクライアントを担当するのではなく、標準化可能な監査業務の領域等に関する手続きをサポートしています。

Tokuhara:
AIT部への異動は、それまでの働き方を見直したいという理由もあったのですか。

Ebi:
復職後は時短で仕事をしており、特定のクライアントを担当する監査業務では、繁忙期の対応やクライアント先への往査もあります。子どもが帰宅するタイミングには家にいたいという希望があったので、リモートで仕事ができる今の部署に異動したということもあります。

Tokuhara:
働き方の希望に応じて、仕事内容の選択肢があるのは良いですよね。
私は2年半の産休・育休を経て、2024年6月に復職しました。産休前はシニアアソシエイトとしてインチャージ(現場主査)を担当していましたが、休職のブランクがあり、復職後すぐにインチャージを担当することに少し不安がありました。まずは、インチャージを担当しないアサインを希望し、希望通りの働き方をさせてもらっています。

Toyoshi:
復職後に無理なく仕事の勘を取り戻していけるよう、柔軟に対応してもらえるのは安心できますよね。

―現在の働き方について教えてください

Toyoshi:
FWA制度を利用して15時15分までの時短勤務で働いています。最近では往査でクライアント先に出向くことも多いのですが、15時15分には終業できています。チームメンバーはもちろん、クライアントにも私の働き方を理解して受け入れていただいており、感謝しています。

Tokuhara:
時短勤務で働くにあたって、意識していることや工夫していることはありますか。

Toyoshi:
時間が限られるため、タスクの優先順位を強く意識しています。特に、他のチームメンバーに影響のあるタスクは、優先して取り組んでいます。

Ebi:
私も同じく15時15分までの時短勤務で働いていますが、時間が限られることから、有効な時間の使い方を意識しています。結果として、仕事のスピードが上がったような気がしています。リモートワークなので、子どもが学校から帰宅してから習い事に送迎することもできています。

Tokuhara:
私は16時15分までの時短勤務で働いています。チームメンバーの理解を得て、リモートメインで仕事をさせてもらっています。チームの皆さんがクライアントへの訪問がなるべく必要ないよう、仕事を調整してくれています。特に強く意識していることはありませんが、チームの理解がある環境で仕事ができていて、とても働きやすいですね。

互いに分かり合える先輩や後輩がたくさんいる

―名古屋事務所は育児をしながら働く皆さんにとってどんな環境ですか

Toyoshi:
同じ境遇で頑張っている仲間が多くいるのが名古屋事務所の特徴だと思います。仕事に関する考え方や、家族を大事にする姿勢などにも共感できますし、お互いに分かり合える先輩や後輩が多いですね。特に名古屋事務所はFWA制度で時短勤務している職員の割合が高いので、当事者同士はもちろんですが、皆さんが私たちの働き方や価値観を理解して、応援してくれています。

Ebi:
私が産休育休から復職した2014年の頃は、時短勤務者は多くありませんでした。そのため周囲に私が時短勤務であることを言い出せず、頑張ってしまうこともありました。当時、そんな悩みを女性パートナーに聞いてもらい、その方がFWA制度の啓発と定着化を強力に推進してくれたことで、事務所内に理解が広がりました。今ではアサイン時点でも考慮してもらえますし、集中して時間を忘れているときには周りが「もう時間だよ」と声を掛けてくれる環境になっています。

Tokuhara:
私の属するチームには私以外にも2名時短勤務をしている方がいます。復職後の最初のチームミーティングでも何時までの勤務か、往査可能かなどを聞いてくれて、私がどのように働くことができるかをしっかり考えてくれました。

相談できて、とても安心できる場が月1回のランチ会

Ebi:
名古屋事務所では毎月1回、FWA制度を適用しながら働くメンバーでランチ会を開催しています。ご自身もFWA制度を利用しているI&D(Inclusion & Diversity)の担当ディレクターの先輩が「時短勤務者ならではの悩みは絶対にあるから、カジュアルに相談したり、情報交換したりできる場を作りたい」という想いでスタートさせた会なんです。オンラインの開催なので気軽に参加できますし、キッチンで食事の準備をしながら参加する人もいます。

Toyoshi:
このランチ会は相談できる相手とつながれるのが良いところだと思っています。仕事のことや育児のことを相談したり、子どものお薦めの遊び場の情報を交換したりもしています。近くに同じように頑張っている仲間がいることを実感できて、とても良い機会になっています。

Tokuhara:
就業中のメンバーだけでなく、育休中のメンバーを集めて半年に1回ランチ会を開いてもらえるのも嬉しかったですね。子どもが保育園に入園する前だったので、子どもを連れて参加させてもらいました。育休中のメンバーだけでなく、直近で復職された方もゲストで参加してくれて、復職明けの働き方の話や最近の事務所の状況なんかも聞かせてもらえました。休業中は仕事から離れ、寂しくなったり、不安になったりもするのですが、このような機会に呼んでもらえて嬉しかったですし、復職に向けて準備もできて安心しました。

Toyoshi:
名古屋事務所にはライフイベントに応じた働き方の柔軟性があり、それを周りが理解して応援してくれる環境がありますよね。
そして、分かり合える仲間がたくさんいるのが何よりも魅力です。
このような環境でこれからも自分の価値観を大事にしながら取り組んでいきたいと思います。

(Toyoshi)
「社会から信頼される存在であり続ける」
直面する課題や業務に真摯に対応し、いろんな問題を解決するために自己を高め続けることが、信頼される存在につながっていくと思っています。
(Toyoshi)

(Ebi)
「多様性の尊重」
さまざまな勤務形態、さまざまなロケーションのメンバーがいますので、お互いに尊重しながら、品質の高い業務を提供していきたいと考えています。

(Tokuhara)
「信頼される人になる」
PwCの職員、そしてクライアントに対して感謝の気持ちを持ち、相手を尊重しながら信頼されること。