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なぜPwC Japan有限責任監査法人に? 海外大生就活体験記(ビジネスリスクコンサルタント)

K.Harada
2023年10月入社
ビジネスリスクコンサルタント
出身大学:University of California, San Diego(カリフォルニア大学サンディエゴ校)
採用ルート:通常選考

9歳の時から憧れていた米国へ念願の留学、コミュニケーションと教育学を学ぶ

私が9歳のときのことです。旅行先のグアムで出会った見知らぬおじさんに、「みんな友達なんだから、知っている人でも知らない人でも誰にでも挨拶したらそのほうが幸せだよ」と言われたことがあります。
そのとき、日本とは異なる文化や価値観が世界中に存在することに気付き、衝撃を受けました。それ以来、「一度は米国に住んでみる!」と決め、その夢を追い求めてきました。
高校では国際文化科で英語中心の教育を受け、米国のワシントン州シアトルにあるUniversity of Washingtonへの短期留学や、世界中からの留学生の受け入れを経験するうちに、異なる言語や文化を持つ人々とのコミュニケーションにさらに興味を持つようになりました。
高校を卒業後はワシントン州の短大に進学。さらにカリフォルニア州サンディエゴの大学でコミュニケーションと教育学を学びました。その中で、障がいや性的志向、人種によりマイノリティに属する人々を包括する社会コミュニケーションや初等教育におけるバイリンガル教育の在り方などについて研究してきました。
ビジネスリスクコンサルタントになったものの、実は学生時代にITや会計、セキュリティといった知識を学ぶ機会はほとんどありませんでした。

偶然の出会いにより、監査法人のコンサルタント職に応募

私は、米国の大学に通いながらもボストンキャリアフォーラムには参加せず、応募したのもPwC Japan有限責任監査法人のリスクアシュアランス部門だけでした。

私は4年生の時に1年間、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)とサンディエゴ州立大学(SDSU)の日本人学生による就活支援団体を運営し、海外大卒の学生を求めているさまざまな企業と日本で就職したいサンディエゴの大学生をつなぐパイプ役として、セミナー運営や広報のお手伝いをしていました。
そのため、就活に関する情報は毎日のように入ってきましたが、当時教育業界を志していた私にとってはピンとくる企業はなかったため、あまり積極的な就職活動はしていませんでした。

4年の秋ごろに、活動の一環としてPwC Japan有限責任監査法人のキャンパスセミナーの運営のお手伝いをする機会があり、そのセミナーでのやり取りをさせていただいたときの印象がとてもよかったため応募を決め、オンライン面接3回で内定をもらいました。

面接に向けて志望動機など一般的な質問の準備はしましたが、何よりも面接の成功に寄与したのは普段から自分自身や状況の分析をしていたことです。「なぜ自分はこれがしたいのだろうか」「ボランティアの団体運営を行うことで何が得られるだろうか」と普段から考えていたので、想定外の質問にも落ち着いて自分の言葉で、自分の経験と気持ちを組み合わせて回答することができました。また、今思えばこの「“なぜ”の分析」が回答を論理的に組み立てるスキルを向上させることに貢献してくれたと思います。

私が興味のあった教育の分野にコンサルタントとして関われる

私のバックグラウンドと現在の業務は大きくかけ離れているように感じられるかもしれませんが、コンサルタントには私が求めていた1つの要素があり、それが決め手となりました。
私は教育関連の研究をしていたため、当初は文部科学省などで働くことを考えていました。しかし、いつかは米国で働きたいという思いもありましたし、日本の伝統的な文化が残る官公庁で働くことには不安もありました。また、帰国してから文部科学省の面接を受けるまでに時間がかかることもあり、自分の就職先がなかなか決まらなかった時期もありました。加えて、私は教育者とは社会で活躍する人材を育てる職業だと考えており、その教育者が大学を卒業して社会経験もあまりない状態で教鞭を取るということに対して問題意識を持っていました。そのため、新卒である自分が社会のさまざまなことを知らずに教育に携わることに抵抗感があり、教育業界に進むことに悩んでいました。
そんな中で、PwC Japan有限責任監査法人のセミナーに参加した際に、ビジネスリスクコンサルタントは監査とアドバイザリー両方を経験し、さまざまな業界・業種に携わることで専門性を高められること、官公庁とのプロジェクトもありコンサルタントとして短期間で大きな影響をもたらすこともできること、グローバルファームとして日本にいながら英語を活用できる機会があることに強く惹かれました。
また、PwC Japan有限責任監査法人の「人=財産」という価値観を大切にし、年齢や地位にかかわらずコミュニケーションを大切にするという社風に共感し、「何をするかより、誰とするか」を優先したい私にとってはとても魅力的だったので入社を決めました。

これから就職活動を始める皆さんへ

将来の目指すべき道が明確な人もいる一方で、自分が何が好きなのかさえ分からない人もたくさんいると思います。社会人としての時間は学生として過ごしてきた時間よりも長いので、焦らずに「働いていく上で変わることもある」くらいのリラックスした気持ちで就職活動を頑張ってください。ありのままのあなたが一番素敵だと思いますし、その素晴らしさがきっといろいろな可能性を広げてくれます。

私が私でいること、そして関わる方々もありのままでいられるよう尊重することが私のIntegrityです。自分を表現できる環境が、柔軟な発想や、ためらわずにSpeak upする勇気などを与えてくれると思うので、自分と他者の違いを大切にしています。日本では「日本人らしくない」、米国では「日本人らしい」と言われる度に、「自分が属する文化と国は何なのだろうか」と悩んでいました。大学を卒業する際、米国で出会った第二の父母が私に“You belong to wherever you call home.”と手紙に書いてくれました。自分の所属は自分で決められること、そしてラベルは気にせず各個人の人格を尊重することの重要性に気付かせてくれた大切な言葉です。

ボストンキャリアフォーラムに今年も出展します🎉🎉
2024年11月15日(金)- 17日(日) 企業ページはこちら

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