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なぜPwC Japan有限責任監査法人に? 海外大生就活体験記(KTH・ビジネスリスクコンサルタント・RA)

N.Moriya
2024年4月 入社
職種:ビジネスリスクコンサルタント
出身大学:慶應義塾大学大学院(留学先:スウェーデン王立工科大学)
採用ルート:ボストンキャリアフォーラム


ダブルディグリープログラムで2つの学位を取得

2024年にリスクアシュアランス部に入所しましたMoriyaです。

私の性格を一言で表すと、「見た目は落ち着いていても内面は熱い男」です。そんな私は常に新しい何かを経験することが好きで、学生時代はさまざまなことにチャレンジしてきました。小さい頃からスポーツが大好きで、フットサル、バスケットボール、アイスホッケーと色々な競技に打ち込んできました。社会人になった現在のプチ目標は、フルマラソン完走です。学業面では物理や数学が大好きで、というよりは文系科目が苦手という単純な理由で大学では理工学部に進学し、機械工学を専攻していました。機械工学は「機械・材料・熱・流体に関する4つの力学を幅広く学べるため面白そう!」と思ったことが決め手でした。

留学のきっかけは、私が高校生だった頃に姉が留学しており、その際の素敵な経験談を聞いたことでした。私も大学時代にはぜひ留学したいと思い、3年生のときにドイツのミュンヘン工科大学への交換留学を叶えることができました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大により半年で強制帰国することになってしまい、無念の不完全燃焼に終わってしまいました。私は大学院に進学することを決めていたので、必ず留学に再チャレンジしたいと思い、ダブルディグリープログラムという日本と海外の2つの大学院の学位を取得する形で、スウェーデン王立工科大学に留学しました。留学先では、機械工学に加えて航空宇宙工学も学び、修士課程の研究では機械学習を用いるなど、自身の興味に従い、さまざまな学びを得られました。

学業や仕事に限らず日常生活においても、「常に新たな経験を追い求める人生」は私のモットーであり、これからも心掛けていきたいです。

ボストンキャリアフォーラムを通じたキャリア観の変化と決意

私はボストンキャリアフォーラムでPwC Japan有限責任監査法人のリスクアシュアランス部より内定をいただきました。就職活動を行っていた当時を振り返ると、キャリアの道筋としてエンジニア就職、コンサルタント就職、博士課程進学の3つの選択肢を主に考えていました。そのため、ボストンキャリアフォーラムは、私にとって就職活動の過程の1つとして考えていました。

キャリア選択においては、自分のやりたいこと(仕事内容)、将来性、給与などの待遇、の3点を特に重視し、これらを三角形のように考えてキャリアを検討していました。留学先では、研究室に数多くの博士課程の先輩がいたので、色々と話を聞かせてもらいました。そのため、ボストンキャリアフォーラムでは、エンジニア職とコンサルタント職を主に見ており、興味を持った企業にはすべて事前に応募しました。3日間開催される中で、はじめの2日間は1日で8~9回の面接を行ったのを覚えています。さまざまな企業の面接官の方々と話す中で、自分の中にあった「理系=エンジニア就職」という考えが変わり、新たなチャレンジとしてコンサルタントになる道を強く志すようになりました。

ボストンキャリアフォーラムでリスクアシュアランス部より内定をいただいた後も、すぐに決断はせず、さまざまなキャリアの選択肢をよく考え、検討していたと思います。その際に、今後の自身のキャリアについて、セカンドキャリアも見据えて5〜10年という中長期的な視点を持って、いくつかのシナリオを考えてみました。科学技術の著しい発展に伴い、仕事という観点においても、不確実性が非常に高い時代だからこそ、目の前の就職活動にとらわれず、少し長い視野で考えることが大切だと思います。私が描いたどのシナリオを通ったとしても、コンサルタントとして働く道は自身の糧になることを確信したため、いずれも通る道なら最初に挑戦しようと、コンサルティングファームへの就職を決意しました。

仕事内容、将来性、待遇のバランスの良さが決め手

私が重視していた三角形の軸という観点で、リスクアシュアランス部のビジネスリスクコンサルタント職は非常にバランスの取れたものだったというのが、入所を決意した決め手です。
私はコンサルティングファームに就職するとしたら、さまざまなジョブを経験したいと考えていました。その点、リスクアシュアランス部はかなり幅広いサービスを展開しているのが魅力の1つだと思います。ITに関わる内部統制を評価するシステム監査に加え、サイバーセキュリティ、AI関連といった近年非常にホットな分野にも仕事として携わることができます。また、「マルチアサイン制度」を導入しているため、案件常駐で1つのジョブに数年間携わるのではなく、例えば3つのジョブを同時に掛け持つことができるなど、入所後数年間での圧倒的な成長の見込みがあると感じました。さらに、「コーチ制度」が導入されており、私の希望に合わせて仕事の方針を決められる点にも興味を惹かれました。もちろん、上の意向も関与してくる部分にはなりますが、やりたい仕事を自分で考えて決めることができる環境は、私に最適であると考えました。
私の場合、三角形のバランスには存在しない要素が最後のひと押しにつながったため、最後に補足しておきます。それは「直観」です。文字に起こすと意味が伝わりにくいのですが、面接やメールでのやり取りをする中で、自分と合うか合わないのか、直観的に感じるところがあると思います。理由ははっきりと分からないけど、違和感や引っかかるところがないか、自分を信じて決断するのが良いと思います。私は、当時の部長との最終面接の最後に言っていただいた、「Moriyaさんは、リスクアシュアランス部で活躍できると思います」という一言で何かビビッときたのを覚えています。もちろんその後の、内定者懇親会、先輩社員との面談、人事部からの手厚いサポートも決め手になりますが、自身の直観も大切にしてください。

就職活動は人生の過程にすぎない

これから就職活動をされる皆さんへの私からのメッセージは「就職活動は人生の過程にすぎない」です。これはもちろん、就職活動を適当にやってくださいというメッセージではなく、「あまり重く考えすぎないくらいがちょうどいい」というのが私からのアドバイスになります。
就職活動は、あくまでも企業に入社するための過程にすぎないので、何もこれで失敗したら人生が終わりなどとは考えず、さまざまな企業を知る貴重な機会としてのジョブマッチングくらいに考えてください。そしてぜひ面接を楽しみ、その道のプロフェッショナルの方々に色々とお話を聞いてみてほしいと思います。これまでの学生生活では得られなかった新たな発見が必ずあるはずです。就職活動は、企業が採用者を絞って選定していくプロセスですが、私たちが企業を選ぶ機会でもあります。ぜひ幅広く業界や企業を見てみてほしいと思います。そのうえで、私たちリスクアシュアランス部に興味を持ってくださる方に出会えれば、何よりも嬉しいです。

「熱意ある態度と言動」が私にとってのIntegrityです。これは、仕事におけるタスクのみならず、日々の生活においても私が心掛けていることです。PwCは「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決すること」をPurposeとしており、プロフェッショナルサービスを提供しています。私の一つ一つの発言や行動、態度そのものが信頼を構築するための第一歩だと考えています。今後とも何事にも真摯に向き合い、常に新たな経験を追い求めていきたいです。

ボストンキャリアフォーラムに今年も出展します🎉🎉
2024年11月15日(金)- 17日(日) 企業ページはこちら


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